サイゾーウーマンインタビュー新進女優・斎藤莉奈が語る、英国映画界 芸能 映画『クリーチャーズ』公開記念インタビュー 新進女優・斎藤莉奈が語る、「オーディションも撮影現場もオープン」な英国映画界 2022/06/12 11:00 サイゾーウーマン編集部 インタビュー女性タレント イギリスで、自分からアピールすることの大切さを実感 (写真=橋本美花) ――英国で初めて出演した映画『クリーチャーズ』のオーディションは、どんなふうに行われたんでしょうか。 斎藤 『クリーチャーズ』のオーディション情報をネットで見つけ、SF映画でホラーとコメディが一緒になっているなんて面白いなと思い、オーディションを受けることにしたんです。私、けっこうグロいシーンには耐性があるので(笑)。オーディション会場では1人ずつ名前を呼ばれ、1時間ほどかけた面談がありました。まず、トニー・ジョピア監督にお会いして台本を読ませてもらい、アカネとして怒っているパターンの演技をいろいろと見せたんです。その後、アクションコーディネーターの方も同席されていたので、その場で殺陣を習って、試してみて、「練習すれば、あとは大丈夫だね」とOKをもらって……という感じでした。 ――派手な殺陣を披露していますが、日本で習っていたんでしょうか? 斎藤 殺陣はレッスンで少しかじった程度でしたが、日本でモーションキャプチャーのお仕事をしたとき、『ラストサムライ』(03年)などに出演されたベテランの役者さんたちと一緒になり、その際にアクションについての基礎を学んだ感じでしたね。趣味でボクシングジムに通っていた時期もあったので、アクションは体幹が大事という基本的なことは理解していましたし、日本で経験したことは、無駄にはなりませんでした。アクション映画への出演は今回が初めてでしたが、殺陣がうまく決まったときは、爽快感がありましたね。 ――低予算映画ですが、キャストはみんな楽しそう。撮影現場の雰囲気のよさがスクリーンからも感じられます。 斎藤 本当に楽しかったです。アットホームな雰囲気の撮影現場でしたし、ジュピア監督はすごく明るくて、オープンな性格でした。「アイデアがある人は言ってね」と言ってくださり、発言しやすい現場だったんです。 ――斎藤さんのアイデアが採用されたシーンもある? 斎藤 アカネが階段でゾンビと戦うシーンが後半にあるんですが、最初は階段の上の広い踊り場で戦う予定だったんです。私のアクション経験が少ないことから、アクションコーディネーターの方が気を使って、危険のないように踊り場での殺陣を考えてくれていたんですが、私から階段での殺陣を申し入れました。現場ではけががないことが第一に考えられるので、「私、やれます!」とアピールしないと迫力ある場面が撮れないように感じたんです。監督や作品にもよると思いますが、自分からアピールすることの大切さを、英国に渡ってからは強く感じるようになりましたね。 次のページ 「逆輸入女優」を目指し渡英したきっかけは、“動物保護活動” 前のページ12345次のページ 楽天 冷たい熱帯魚【Blu-ray】 関連記事 昭和マニアの町あかりが推す、『男はつらいよ』 “寅さん”超えの理想の男性「タヌキ社長」とは? 俳優・小野健斗、「ゴルフができる女性は好印象」! アクティブなプライベート事情明かす40代から海外進出、そして「劇団四季」オタクに! 釈由美子さん「毎週月曜に“推し役者”さんをチェックしてます」意外な“大人デビュー”を直撃!ジャニーズ・メリー&ジュリー親子、「動物愛護団体に寄付」「緑茶NG」の意外な素顔ダレノガレ、「猫虐待」にブチ切れ! 川島なお美、杉本彩……“動物愛護”に熱心な芸能人