「職務質問」には応じたらダメ!? 元極妻が教える“正しい対応”の仕方
今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。
初めての職質
少し前ですが、「職質デビュー」しました。
酔いもあって、けっこう「地金」が丸出しになってしまい、同行者たち(オットの兄弟分2名)にあきれられましたので、「こんな職質対応はダメだ!」という見本にしていただきたいと思います。
というか、もともと同行者たちがアヤしいからですよ。カタギになって久しいのに、どう見ても反社……。オットの祥月命日の数日前(当日は家族で行きます)に3人でお墓参りをして、帰りにちょっと献杯したタイミングでした。
いきなり現れた2人のおまわりさんに行く手をふさがれた私たち。
おまわりさんA:すんません、どちらへ?
同行者A:は? 帰るとこですけど?
私:ちょっとお、何い? 職質う? 動画撮るから!
おまわりさんB:どうぞ
おまわりさんA:お姉さんはお友達ですか?
私:関係ないでしょ? ていうか女子(自分のことですスミマセン)に職質て何なの?
おまわりさんA:いや最近は女性にもお願いしてます。悪いことしてないならカバン見せてください。
私:絶対イヤ! 令状持ってきなさいよ!
おまわりさんA:れ、令状?
同行者B:ままま、おまわりさん、自分たち応じますから(といってカバンを開けて見せる)
私:おまわりさん、手つっこまないでよ!(手を入れられるのは持ち主のみです)
同行者2名が素直に応じて免許証も見せたので、このあたりから酔っ払いのオバハンは無視された感じでした。
それで、帰りに2人から「姐さん、ああいうのがいちばんダメですよ」「ああいう時は素直に見せてさっさと帰るんですよ」とお説教されてしまいました。もう帰る気しなくて、もう一軒入りましたとさ。
以前も書きましたけど、素直に応じたほうが早いんですが、ン十年も不良と過ごしてきて初めてでしたし、酔ってもいたので……。素直に応じて、動画を撮るのがオススメです。