これ「対決」って言うの?

日テレ『行列のできる相談所』の対決は「出来レース」? 船越英一郎への「忖度がすごい」と視聴者苦言

2022/05/08 15:00
サイゾーウーマン編集部
写真ACより

 5月1日に放送されたバラエティ番組『行列のできる相談所』(日本テレビ系)。今回行った「新グルメ担当 決定戦」という企画について、視聴者から「出来レース」などと苦言が寄せられた。

 今回は、新MCに抜てきされたばかりのミュージカル俳優・井上芳雄が初めて番組司会を担当。『行列』の“グルメ担当”を決めるべく、食に詳しいゲストが多数出演し、「新グルメ担当 決定戦」が行われた。予選3組のうち「Aグループ」の選抜を行うため、俳優の船越英一郎と松下奈緒、タレントのマーティンが勝ち抜き形式で争うこととなった。

「“新グルメ担当”の候補者は、テーマごとに一押しのグルメを自ら紹介。ほかの出演者たちの投票によって、勝ち抜く人を1人決めるルールでした。船越らAグループは『最強お肉料理』『この店のこの一品』という2つのテーマで店を紹介。スタジオでは、船越や松下の紹介した店や料理は絶賛されたものの、マーティンだけは、出演者からのイジリが相次ぐこととなりました」(芸能ライター)

 まず、候補者が発表された時点で、出演者のお笑い芸人・東野幸治は「こんなんアカンて! 我々がツッコめるの、マーティンしかおらへんやん! 仮にマーティンよかっても、俺、絶対マーティン(に投票札を)上げへんもん!」と発言。さらに、「最強お肉料理」の際に、マーティンが茨城にある洋食店のメニュー「納豆かつ」を紹介すると、東野が「半分納豆をのせて、半分なしにして(食べたい)」と料理を批判するようなシーンも見られた。

「その後、投票が行われ、全6票のうち5票を獲得した船越が勝ち抜きました。なお、残る1票は松下に入れられ、マーティンには1票も入らず。この結果に、ネット上では『マーティンの扱いが雑すぎる』『マーティンだけじゃなく、彼が紹介したお店に対しても失礼だった』『こんな出来レースでいいの?』『船越さんへの忖度がすごくて、なんだかなあ……』といった苦言が寄せられていました」(同)


 マーティンといえば、2019年4月から今年2月まで朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)で「日本全国うまいもんジャーニー」というコーナーを担当。全国を飛び回り、ご当地の美食を紹介するという内容だった。

「このコーナーは、ネット上で人気を集めた俳優でタレント・速水もこみちの料理コーナー『MOCO’Sキッチン』の後継として始まりましたが、当初は『全然面白くない』『もこみちを返してほしい』といった声が上がるなど不人気でした。しかしその後、マーティンは徐々にファンを獲得し、昨年3月には同コーナーのオフィシャルフォトブックも販売されるほどの人気コンテンツに。コーナーが終了する際には、『まだまだ続いてほしかった。寂しい!』『いつもマーティンから元気をもらってました』と惜しむ声も聞かれました」(同)

 今回の『行列』放送前には、ファンから「マーティンが出るから久々に『行列』見る!」「どんなお店を紹介するのか楽しみ」といった期待の声も上がっていた。それだけに、最初から結果が決まっていたような対決に、落胆の声が続出したようだ。

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最終更新:2022/05/08 15:00
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