サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」有吉、ざわちん“否定”に思うこと コラム 仁科友里の「女のための有名人深読み週報」 有吉弘行、ざわちんの目標を“否定”する姿に思う「忘れる」ことの大切さ――気を使えるはずが「やっちゃった」一言 2022/05/05 21:00 仁科友里(ライター) 女のための有名人深読み週報 『ロンドンハーツ』のアドバイスが正しいからこそ、否定に説得力が出る 有吉といえば、かつて『ロンドンハーツ』内の「有吉先生の進路相談」というコーナーが好評を博した。同番組に出演したタレント・野呂佳代が「パチンコ番組しか仕事がない」とボヤいたところ、有吉は「パチンコ番組、全力でやれ」と一喝。のちに野呂は、これが自身の再ブレークのきっかけだったと『あちこちオードリー』(テレビ東京系)で明かしていた。 このほかにも、タレント・磯山さやかが「女性ファン獲得のためにダイエットをしたい」と言うと、有吉は「磯山の支持層は男性なのだから、あえてダイエットするな」とアドバイスした。これを受け入れたのかどうかは不明だが、磯山は特にダイエットをした様子はなく、けれど、今もグラビアの仕事を続けている。 『あちこちオードリー』に磯山が出演した際には、司会のオードリー・若林正恭に「マジの話、磯山さんの体、磯山さんが思っている以上に男たち好きだからね」と体形を絶賛されていたから、「あえて痩せない」という有吉のアドバイスは、正しかったといえるのではないか。 さらに、20年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)と『R-1グランプリ』(フジテレビ系)の優勝者を当てるなど、有吉は眼識に優れているといえる。だからこそ、有吉が「(オリコン1位は)絶対無理」とざわちんを強く否定すると、余計に説得力が出て、たった一言が大きな話題になってしまったのだろう。 次のページ 有吉弘行に練習してほしい、「許さない」ことはあえて「忘れる」ということ 前のページ1234次のページ 楽天 Yahoo セブンネット まだ見ぬセカイ 関連記事 小倉優子、「早稲田」目標宣言で応援集まるも……「努力する」姿に思うこと寺島しのぶ、伊藤沙莉と脚本家の熱愛は「うらやましい」? 『ワイドナショー』発言から日本映画界の性加害問題を考える榊英雄と妻・和、被害者よりも「身内」に触れた公式コメントに読み取る“芸能界の体質”小泉孝太郎に提案したい、アンガーマネジメントの方法――『上田と女が吠える夜』で見えたイライラの理由阿佐ヶ谷姉妹は、今のテレビが求める条件をすべて満たす……「キラキラ」「攻撃性」のない笑いが求められるワケ