サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」有吉、ざわちん“否定”に思うこと コラム 仁科友里の「女のための有名人深読み週報」 有吉弘行、ざわちんの目標を“否定”する姿に思う「忘れる」ことの大切さ――気を使えるはずが「やっちゃった」一言 2022/05/05 21:00 仁科友里(ライター) 女のための有名人深読み週報 有吉弘行は「ざわちんを嫌っている」? 冗談が悪い解釈に変わる可能性 リスナーからざわちんに関する投稿があったことで、有吉は「ざわちん、引退したんだっけ? してないか」と触れた。そして、「ざわちんに俺、『歌手目指してます』って言われて、『無理じゃない?』って言ったら、『じゃあ、オリコン1位取ったときは有吉さん謝ってください』って」と、ざわちんが強気な態度で応酬したことを明かした。 有吉は「こう思いました。(オリコン1位は)絶対無理だよ。俺、忘れないから。ざわちんが60歳くらいになってもまだ言うから。玄関コンコン叩いて、『まだですか?』って」と結んだが、放送後、この発言はネットニュースになっていた。 今の有吉は、レギュラー番組を多数抱える売れっ子で、芸人の中では大御所といってもおかしくないだろう。そういう人が、仮に冗談であっても、若い芸能人に対して「いつまでも売れない」といった趣旨の発言をしたら、今回のようにネットニュースは放っておかない。 ラジオを聞いていれば、「ざわちんが60歳になっても言う」というのは冗談だとわかるが、ネットニュースしか見ない人には、「有吉がざわちんを嫌っている」「有吉は若手をいつまでもいじる」などと、悪い方向に解釈されてしまうのではないか。これでは、いじられたざわちんも、いじった有吉も得をしないだろう。 次のページ 『ロンドンハーツ』のアドバイスが正しいからこそ、否定に説得力が出る 前のページ1234次のページ 楽天 Yahoo セブンネット まだ見ぬセカイ 関連記事 小倉優子、「早稲田」目標宣言で応援集まるも……「努力する」姿に思うこと寺島しのぶ、伊藤沙莉と脚本家の熱愛は「うらやましい」? 『ワイドナショー』発言から日本映画界の性加害問題を考える榊英雄と妻・和、被害者よりも「身内」に触れた公式コメントに読み取る“芸能界の体質”小泉孝太郎に提案したい、アンガーマネジメントの方法――『上田と女が吠える夜』で見えたイライラの理由阿佐ヶ谷姉妹は、今のテレビが求める条件をすべて満たす……「キラキラ」「攻撃性」のない笑いが求められるワケ