後編は今夜放送!

北村匠海主演『名探偵ステイホームズ』、オタクの描写に賛否! リアルさに「笑う」「生々しくて嫌」と物議

2022/04/10 15:00
サイゾーウーマン編集部
写真ACより

 北村匠海主演の日本テレビ系スペシャルドラマ『名探偵ステイホームズ』前編が、4月3日に放送された。北村は主人公・相田アタルを演じているが、そのキャラクターやストーリーについて、ネット上で賛否両論が飛び交っている。

 2020年6月に同局で放送され、好評だった千葉雄大主演のスペシャルドラマ『ダブルブッキング』の制作陣と、イギリスの制作会社がタッグを組んだという本作。今月3日に前編、翌週10日に後編が放送される。

 実家暮らしで、いわゆる“子ども部屋おじさん”である相田は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、在宅勤務を満喫中。しかし、自身のSNSで会社の悪口を書いたことが上司にバレてしまい、突然クビになる。その後、ヤケになりながらSNSを閲覧していたところ、“推し”の人気声優・観音寺かの子(小宮有紗)が不倫をしていることに気付いてしまい……というのが、前編の内容だった。

「相田はネット上にある情報から真実をあぶり出そうとする“特定”が特技。さまざまな証拠をもとに、観音寺が不倫していることや、誹謗中傷をSNS上に投稿したところ、ネットは炎上。観音寺の事務所から、相田に『訴訟を起こす』と通知が届く中、相田家に警察が訪れる展開に。告訴を取り下げる代わりに、別の捜査の協力を持ちかけられ、相田は地下アイドル・藤山メイ(大原優乃)の行方を探すことになりました」(芸能ライター)

 こうした相田の設定に関して、ネット上では「オタクの描写が本当にそれっぽくて笑う」「特定の方法がまんまオタクのやるやつ!」などと、リアリティを評価する声が多数上がることに。一方で、「オタクの描き方が生々しくて、なんか嫌だ……」「炎上とかオタクとか、ネットでよく見ることをドラマにしても面白くないな」といった批判的な声もあり、賛否両論だった。


「また、一部視聴者からは『特定のスキルを買われて警察に頼られるとか、オタクの願望すぎて苦笑した』『設定がぶっ飛んでてついていけない……』などと、困惑するような声も。リアルな“オタク”描写には称賛の声もありましたが、ストーリー自体には不満を持った人が多いようです」(同)

 ここ最近、日テレでは前後編のスペシャルドラマを放送しており、人気を博している。

「昨年9月に放送された間宮祥太朗主演の『バンクオーバー! 〜史上最弱の強盗〜』は、ネット上で好評を得ていました。同作は、銀行強盗の闇バイトを斡旋された主人公(間宮)が押し入った銀行で、別の銀行強盗に遭遇し、その後、登場人物たちの裏事情が次々と明らかになる……といった作品。視聴者からは『ベタな展開だけど、それがいい』『どんどん伏線が回収されてすごい!』といった声が上がり、『名探偵ステイホームズ』とは違って、ストーリーの評価が高かったようです」(同)

 主人公の設定やストーリーを巡り賛否が分かれている『名探偵ステイホームズ』。10日に放送される後編で、『ダブルブッキング』や『バンクオーバー』に続く人気作になれるだろうか?


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最終更新:2022/04/10 15:00
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