伊藤まきの「お片付けSOS」相談!

「ニトリ」のハンガーなら洗濯物は「畳まない」でOK! 収納のプロがダイソー・スリコ他6種と比較レビュー!

2022/04/26 20:30
伊藤まき(収納ライター)

 4月26日放送の『所JAPAN』(フジテレビ系)でニトリのアイテムが特集される。この番組は「ニッポンのそんなトコロくらべちゃう!?」をテーマにし、日々の暮らしにおけるあらゆることを比較して日本の魅力を再発見するという。

 今回は、低価格・高品質の商品を取りそろえるニトリのヘビーユーザーたちが選ぶ「激推し」人気商品を紹介。調理器具や、洗濯の手間が減るアイテムが登場するという。

 サイゾーウーマンでは昨年2月に、ニトリのハンガーについて整理収納アドバイザーの伊藤まきさんが取り上げている。昨今増加しているスリムタイプのハンガーを「進化系ハンガー」として、その魅力を詳細に解説。洗濯物の手間がぐっと減るアイテムとして、ニトリのハンガーをおすすめしている。今回、放送に合わせてあらためて記事を紹介したい。

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整理収納アドバイザー1級で収納ライターの伊藤まきが、家の中の “片付かない”ちょっとした悩みを“簡単で安く”解決するコツを提案します!


洗濯物を畳まない生活に! ハンガーを換える8つのメリット

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 洋服の収納が足りないと悩むお家ほど、クローゼット内のハンガーがバラバラです。収納に興味がない方にとって、すでにあるハンガーを買い換えるのは「もったいない」と感じてしまいがち。でも、こんなメリットがあるとしたらどうですか?

[1]クローゼットの収納力が倍になります
[2]Tシャツの折りジワがなくなります
[3]パイプに掛けやすくなり、イライラが減ります
[4]洋服の数を減らすことができます
[5]視覚的にスッキリして、テンションが上がります
[6]衣類の増えすぎを管理できるようになります
[7]洋服をスムーズにかけられるようになります
[8]洗濯物を畳まなくてもよくなります

 今回紹介する「進化系ハンガー」なら、8つのメリットがあるうえに、予算はカットソー1枚程度で抑えることができます。(※記事内の価格、重さはすべてライター調べ)

[はじめに]ハンガーの流行とサイズについて

太さや素材が違うハンガーのように、洋服もバラバラに(C)maki_organize

 スリムなハンガーを揃えるだけで「クローゼットの収納力がアップ」するのは、もはや収納の基本。これまでも、100均のカラフルなプラスチック製から、ベルベット素材の滑らないハンガーの流行がありました。

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 例えば、コスパの良い「ノンスリップハンガー」が知られています。30〜50本入りで1,500円前後ですが、欠点もあります。市場に多い、男性用サイズ(45cm)を選ぶと首元が伸びやすくなります。女性には、38〜40cmがベストサイズなので注意が必要です。また、長く使うと毛羽立ちやすい、折れやすい、首元が緩みやすいなどの問題が出ます。


 これらの欠点をなくしたのが、進化系「滑りにくいハンガー」です。

首元が伸びない「進化系ハンガー」がおすすめ!

エリ元が伸びにくい形状に進化(C)maki_organize

 丸首の洋服をかけやすくした形状のため、襟が伸びにくくなったのが「進化系ハンガー」です。いろいろなメーカーから発売されていますが、揃えやすいメーカーを例に紹介したいと思います。

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