コラム
仁科友里の「女のための有名人深読み週報」

小林麻耶、松居一代の暴露スタイルと異なる「計画性のなさ」……「テレビに出たい」発言に見る覚悟の違い

2022/03/24 21:00
仁科友里(ライター)

 それに対し、麻耶はどうか。暴露動画を出す前、22年3月18日のブログで「これから私はまたテレビに出たいと思っています」と書いていたし、「何も悪いことをしていないので今までお世話になってきたテレビ局の方は私のことを信じていただけたら幸いです」と結んでいる。確かに法律違反をしたわけではないのだから、テレビに出る資格は十分ある。

 しかし、暴露というのは、法律違反とは違った意味で嫌がられるのではないだろうか。「暴露する人」という“実績”を自分で作ってしまったため、ちょっとした行き違いや誤解を「いじめられた」「だまされた」と一方的に暴露される可能性を考えたら、テレビ関係者に敬遠されることは想像に難くない。「テレビに出たい」と言いながら、その可能性が遠のく行動を取る麻耶に、一代のような計画性はあるのだろうか。

 一方で、麻耶は数秘術のオンライン講座を開設するなど、スピリチュアルカウンセラーとしての活動を発表している。しばらくはその活動に専念して、占い師としての実績を作ったらどうだろうか。占いというのは固定ファンのいるジャンルなので、「当たる」と評判になれば、テレビのほうから「お願いします、出てください」とオファーが来るはずだ。

 久しぶりに麻耶を見たが、少しやせたように感じる。まず体を大事にして、大きな決断はその後にしてほしいと思わずにいられない。 

仁科友里(ライター)

1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

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Twitter:@_nishinayuri

最終更新:2022/03/24 21:00
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