サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」松田聖子、活動再開 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第593回】 松田聖子、活動再開! 不死鳥のような“最強芸能人”のすごさを伝える「女性自身」と「女性セブン」 2022/03/15 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り!女性タレント 聖子の“近影”を掲載している「女性自身」 そして「女性自身」。やはり聖子の活動開始を端緒に、四十九日の法要、ファンへの会報誌についても言及しているが、しかしメインは聖子の“近影”だ。 活動再開を公表する直前の3月上旬、聖子は東京郊外の老舗デパートを訪れた。そこは、沙也加が幼い頃から一緒に買い物をした聖子にとって、思い入れが強い大切なデパートだという。そんな場所で沙也加の思い出に触れることで自身の気持ちを整理する。記事では聖子の気持ちをそう代弁する。 さらに巻頭のグラビアトップ頁には、すっぴんの聖子が歩いている全身写真が掲載されている。その様子を記事では、こう表現している。「その表情はどこか決意に満ちた様子」だと。そして今後、沙也加の曲をコンサートで聖子が歌う可能性に言及し、記事はこう結んでいる。 「沙也加さんの思いを乗せた歌声が響き渡る日はもうすぐそこだ――」 これまた感動だ。 2誌に共通しているのが聖子の“再生への物語”だ。娘の死を乗り越えて、歌手・松田聖子は今、蘇ると。確かに、振り返ると聖子はこれまで数多くのスキャンダルや苦境をことごとくチャンスに代えて不死鳥のごとく蘇ってきた稀有な芸能人だ。転んでもただでは起きない。そんな言葉がぴったりなアーティストだ。 そして今回、女性週刊誌によって“愛娘の死を乗り越えた聖子の再生の物語”が紡ぎ出される。そして実際、聖子は今回もまた娘の死を乗り越え、立ち直り再生するはずだ。 松田聖子、芸能史に残る最強の歌手・アーティスト・芸能人だと思う。 次のページ 紀子さま実弟の再婚問題 前のページ123次のページ 楽天 Happy 40th Anniversary!! Seiko Matsuda Concert Tour 2020~2021 “Singles & Very Best Songs Collection!”(初回限定盤) 関連記事 SMAPの反戦歌「Triangle」16年ぶりヒットに考える、芸能人の“政治的発言”悠仁さま「コピペ問題」でマスコミが将来の天皇に忖度!? 後追い報道の摩訶不思議な経緯田原俊彦のビッグマウス、藤あや子60歳のセミヌード、石原慎太郎氏の婚外子と遺産……女性週刊誌は「昭和」が元気!千葉真一氏の死をめぐる「週刊女性」と「フライデー」、“矛盾がいっぱい”の代理戦争東出昌大、「事務所退所」報道は誤報!? 確証なき「週刊女性」記事の不可解