サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」カズレーザー、最大の魅力は何か コラム 仁科友里の「女のための有名人深読み週報」 カズレーザー、最大の魅力は「自意識に振り回されないこと」? オープンカーを“笑う”芸人との違い 2022/03/03 21:00 仁科友里(ライター) 女のための有名人深読み週報 カズレーザーの最大の魅力は、自意識や煩悩に振り回されないこと こうした受け答えから見ても、カズレーザーは「お金を稼いで高級車に乗り、人から良く見られたい」といった自意識を、ほとんど持っていないように思う。 だからといって、カズレーザーがなまけ者という意味ではなく、自分がどうしたら効率よく、心地よく仕事ができるのか、彼自身がよくわかっているのではないだろうか。ワイドショーのコメンテーターからバラエティ番組まで幅広く活動しているが、カズレーザーの最大の魅力は、自意識や煩悩に振り回されていないが故の軽さ、明るさがあることのように見える。 Apple創業の中心人物であるスティーブ・ジョブズら世界のセレブは、禅をベースにしたマインドフルネス(評価にとらわれず、ただ事実をそのまま受け入れること)に夢中になっていたが、カズレーザーは現代日本でただ1人の「しゃべるマインドフルネス」なのかもしれない。 前のページ1234 仁科友里(ライター) 1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。 記事一覧 X:@_nishinayuri 最終更新:2022/03/03 21:05 楽天 Yahoo セブンネット カズレーサーが解けなかったクイズ200問 芸人なのに「目立ちたくない」って変な話だ 関連記事 千原ジュニア、渡部建に「土下座させる」発言は時代にマッチしていない? 芸人としての「覚悟」に思うこと有働由美子アナ、平野歩夢選手へのセクハラ発言に思う「自虐キャラ」から「老害キャラ」にならないための方法アンジャッシュ・渡部建、復帰前の今必要なことは何か? 「ゼロから頑張る」宣言の前に必要なもの桝太一アナウンサー、日テレ退社で「一人勝ち」か? 「的確に科学を伝える」転身が受け入れられるワケマツコ・デラックスの引退説に考える、テレビ視聴者に“毒舌”が通用しなくなった現況 次の記事 キンプリ・平野の弟が舞台出演決定 >