コラム
【連載】堀江宏樹に聞く! 日本の“アウト”皇室史!!

秋篠宮さま、タイ渡航に関するマスコミ誤報に反論! 「週刊誌の方は自分たちはウラを取っている」というが……」

2022/02/12 17:00
堀江宏樹(作家・歴史エッセイスト)

――よく似たご発言が、眞子さまの結婚に関する宮さまの談話にもありました。

堀江 はい。お話がまたもやズレるのですが、思い出したことがあります。昭和の頃から、皇室の方々とも交流を持つ芸術家の方が、この連載をお読みくださって、知人を通じて“思い出話”を語ってくださったのです。

 その方のご自宅が、とある女性皇族の方も参加している、いかがわしいパーティの会場になっているとの“誤情報”を書きたてられたそうです。

――それ、大問題じゃないですか!?

堀江 秋篠宮さまの「愛人女性がタイにいる」説もセクハラですが、こっちはさらにアウトですよね。たしかに、その芸術家の方のお宅はサロン化しており、その女性皇族ふくむさまざまな方が出入りしていたのは事実です。しかし、記事にあるような怪しいパーティが行われていたわけではありません。

 この記事でもあきらかなように、ある皇族が出入りしている、という部分までは確かに週刊誌も「ウラは取っている」けれど、家の中で何が起きているかとか「見えなかったこと」については、編集部の推論だけで埋めてしまっているケースが多いのではないか、とも改めて感じました。このお話は、また後日、取り上げる予定です。

 この手の報道に「反論」をすればキリがないから、皇族(王族)は「ノーコメント」を貫くのが全世界で通例になっていますが、もう少し、広報の問題に対して、宮内庁関係者は知恵を絞るべき時期かもしれませんね。

堀江宏樹(作家・歴史エッセイスト)

1977年、大阪府生まれ。作家・歴史エッセイスト。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業。日本・世界を問わず歴史のおもしろさを拾い上げる作風で幅広いファン層をもつ。著書に『偉人の年収』(イースト・プレス)、『眠れなくなるほど怖い世界史』(三笠書房)など。最新刊は『日本史 不適切にもほどがある話』(三笠書房)。

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最終更新:2022/02/12 17:00
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