サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」野呂佳代の活躍は、朝日奈央のおかげ!? コラム 仁科友里の「女のための有名人深読み週報」 朝日奈央のおかげで野呂佳代は変わった!? 自分を立て直すために「人と正しく比べる」必要性 2022/01/20 21:00 仁科友里(ライター) 女のための有名人深読み週報 野呂佳代に学ぶ「正しく比べる」方法 冷静に考えるなら、「挨拶をしたこと」と「仕事が増えたこと」の因果関係は証明できない。しかし、野呂が売れっ子の朝日と自分を比べた結果、「挨拶をしよう」と思うようになったことは事実である。おそらく、売れっ子・朝日にあって自分にないものを比べた結果、自分に足りないのは「周囲への気配り」だと気づいたのだろう。 「人と比べる」というのは、「自分にダメ出しをすること」だと思われがちだが、実はショッピングのようなものではないかと思う。相手にあって自分にないモノをカートに入れて購入し、自分のモノにするという、積極的な選択ではないだろうか。 番組司会のオードリー・若林正恭は、野呂を「運が強い」と言っていたが、加えて「勘もいい」ように思う。たとえば、野呂が朝日と自分を比べて「痩せたほうがいい」と考えたら、野呂の個性がなくなってしまうので、返ってマイナスだろう。自分の強みや個性はそのままに、自分に足りないものが探せるというのは、頭、もしくは勘のよさの表れではないかと思うのだ。 なかなか周囲に認めてもらえず、悔しい思いをしたという経験のある人は多いだろう。そういう時、自分を立て直す方法はいろいろあると思うが、野呂のように近くにいる「憧れの人」と自分を比べて、いいと思ったところを取り入れてみてはどうだろうか。効果のほどは、今後の野呂の活躍が証明してくれるだろう。 前のページ1234 仁科友里(ライター) 1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。 記事一覧 X:@_nishinayuri 最終更新:2022/01/20 21:00 楽天 セブンネット ナイト・ドクター Blu-ray BOX<予約購入特典:B6クリアファイル2枚セット付き>(Blu?ray) 芸能界で生き残る人って、柔軟な人なんだと思う 関連記事 日テレ『上田と女が吠える夜』に感じた、人を叩きすぎない配慮――若槻千夏の“塩梅”に感嘆したワケ松田聖子と神田沙也加さん、「原因探し」は必要か? 親子関係を掘り起こす意味のなさ宇垣美里、桑子真帆……女子アナには「ウラオモテ」が必要!? 2021年話題の女子アナを斬るベッキーが今、「周りを幸せにしたい」と言ってはいけない2つの理由――“いい子発言”が気になるワケギャル曽根の小倉優子に対する「やりすぎ」行動に思う、まじめで真逆な友人との距離感 次の記事 久慈、退社のウラに宇垣への「憧れ」!? >