あの人が2021年を振り返る

2021年、YouTubeニュースベスト3! 水溜りボンド、ヒカキンを抑えて“印象に残った人物”第1位は?

2021/12/28 14:00
サイゾーウーマン編集部

“YouTuberの不祥事を暴くYouTuber”に、何かしらの変化が起こる?

コレコレ:UUUMと資本業務提携を発表し、不安の声も……

 視聴者から寄せられた“相談”を、YouTubeの生配信で解決するスタイルが人気のコレコレ。恋人や友人とのいざこざから、YouTuberや芸能人が関わるトラブルまで、当事者の証言をもとに、視聴者の集合知で問題を解決していきます。しかし、当事者たちが事実を言っているのかはまた別の話で、発言の矛盾をつく「人狼ゲーム」のような展開になることもしばしば。コレコレの配信はリアリティーショーであり、参加型のワイドショーでもあるのです。

 前述したマホトを始め、これまで数々のYouTuberがコレコレに不祥事を暴かれており、「YouTuberに最も恐れられるYouTuber」といえる存在。そのため、コレコレを批判的に見る人も多いものの、年々、その影響力は強まっているのも事実。今年は生配信の同時接続数が30万人を超えたこともあり、YouTube外のメディアで取り上げられる機会も増加しました。

 一方で、コレコレの所属事務所・ライバーが、YouTuberの大手事務所・UUUMと資本業務提携したことを受け、ファンからは従来のスタイルが継続できるか、不安の声が上がることに。今のところ大きな影響は出ていないようですが、来年もコレコレによってYouTuberの不祥事が暴かれていくのか、それともコレコレ自身に何かしら変化が起きるのか……注目しています。

岡田斗司夫:ひろゆきが火付け役「切り抜き動画」ブームに乗る


 “オタキング”として親しまれる評論家の岡田斗司夫氏は、自身のYouTubeチャンネルでアニメの考察や雑学などの動画を投稿。中でもジブリアニメの解説が人気で、普通に見ていれば気づかないような細かい部分の考察が、ネット上で評判を呼んでいます。

 20年秋、ネット掲示板「2ちゃんねる」創設者のひろゆき氏は、自身が公開している動画のワンシーンを第三者が切り取って短くまとめる「切り抜き動画」を解禁。21年のYouTube業界でブームを巻き起こしました。その波にうまく乗ったYouTuberの一人が岡田氏なのです。

 岡田氏のYouTubeチャンネル自体は7年前に開設されていますが、これまであまり注目されず。それが21年5月に切り抜き動画を“黙認”すると、TikTokやYouTubeで拡散されるようになり、チャンネル登録者が一気に倍増。その勢いは、現在でも衰えていません。

 一方で、岡田氏といえば15年に女性問題を週刊誌にすっぱ抜かれ、炎上した過去も。現在の視聴者は若年層が多いためか、この一件が掘り起こされることはほとんどないものの、今後人気が出た時にどうなるか、気になるところです。

■取材協力:ユーチュラ


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最終更新:2021/12/28 14:00
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