サイゾーウーマンコラムバツ2の47歳占い師に婚活アプリで出会いが コラム 「2回目だからこそのしあわせ〜わたしたちの再婚物語」第5回 2度の離婚で子どもとの別れも経験した47歳占い師、婚活アプリで出会った男性と1カ月で同居 2021/12/21 11:00 上條まゆみ 離婚婚活インタビュー再婚 写真ACより 人生、何度でも、いくつになっても、やり直しができる。間違えても大丈夫、もう一度、立ち上がって生きていこう!――そんなメッセージを込めてお送りする連載「2回目だからこそのしあわせ〜わたしたちの再婚物語」では、失敗を糧にして「結婚」に再チャレンジし、幸せを手にしつつある人たちの物語を紹介していく。 前編:再々婚した妻 婚活アプリで“一目ぼれ” 「婚活アプリで彼の写真を見た途端、思わずフリーズしてしまいました。『私が出会うべきはこの人だ、この人を逃してはいけない』と、焦るような気持ちが湧き上がったんです」と話す、東山貴子さん(仮名・47歳)。 目を惹くほどのイケメンだったわけではない。特別好みのタイプだったわけでもない。少なくとも、今まで付き合ってきた人たちとは違う雰囲気の男性だった。それなのに。 婚活アプリは、男女が互いに「いいね」を押し合うと、「マッチング」して直接メッセージが送れるようになるシステム。つまり、こちらが「いいね」を押しても、相手がそれに気づかなかったり、「いいね」を押してくれなかったりだとつながらない。 「どうしたら彼とつながれるだろうと考えて、『お気に入り』というフォルダがあったので保存してみたんです。そうしたら、彼のほうでは『足あと』として表示されたようでした。『足あと』ってあまりつかないらしいので、彼も『誰が自分のプロフィールを見に来てくれたんだろう?』と気になったみたい。私に『いいね』を押してくれ、無事、彼とメッセージのやりとりができるようになりました」 それが、およそ1カ月前のこと。いま、貴子さんはその彼、qbcさん(仮名)と一緒に暮らしている。 「他人と一緒に暮らすと、ちょっとした違和感があるのが普通ですよね。たとえば、冷蔵庫の残り野菜をどうするとか、洗面所を使った後の髪の毛の散らばりをどうするとか、気になるポイントが少しずつ違って、嫌だというほどではないにしても、ちょっと『ん?』と思ったりする。特に40代ともなると、互いに生活スタイルが出来上がっているので、なおさらそういう場面は増えてくるはずなんです。それが彼の場合、まったくないんですよ!」 違和感どころか、生活はより快適になった。 「私は家事はスピード重視で、効率を考えて、ものを出したままにしておくことも多かったんです。でも、彼は私が好きで散らかしているわけじゃないことを見抜いて、効率的にものをしまえるように収納を工夫してくれました。私ができなくて困っていたことを解決してくれて、すごく暮らしやすくなりました」 貴子さんがこんなにも素敵なパートナーに巡り会えたのは、単にラッキーだったからではない。貴子さんのこれまでの人生で得た学びが、ここに結実したのだといえる。 次のページ 1度目の離婚で子どもと別れ、占い師に 123次のページ 楽天 セブンネット まじめに本気で!婚活アプリバイブル 関連記事 「子育てがつらくてたまらなかった」お酒への依存が原因で離婚、新しいパートナーは「断酒会」で出会った男性再婚直後、「夫の元妻」とトラブル発生! 「よくものうのうと……」養育費増額の主張に怒り収まらず夫の浮気で妊娠10カ月のときに離婚、現夫と出会ったのは「再婚希望者限定」の婚活パーティーだった離婚後すぐ、結婚相談所で再婚を決めた47歳女性の理由「息子に連鎖させたくなかった」と語るワケ「24年前、男性用の抱っこひもはなかった」「別れても一緒に子どもを育てる」離婚を取材するライターが語る、子育てと社会の変化