[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

キッチン・浴室、汚れゴッソリ衝撃ビフォーアフター! プロが伝授「オキシクリーン」カンタン掃除術

2021/12/30 19:00
伊藤まき(収納ライター)

 「大掃除はしない!」と決めたとはいえ、なにもしないまま年を越すのは少々気まずいものがありますよね。体を動かさないでほっとくだけでキレイになるならいいんだけどなーなんて思う人におすすめしたいのが「オキシ漬け」! 

 洗剤のオキシクリーンをお湯に溶かして放置するだけで、キッチンの水アカや浴室の床までまるっときれいになっちゃうんです。整理収納アドバイザー・伊藤まきさんが解説したそのやり方を、年末のこの機会にあらためてご紹介。初めての「オキシ漬け」でも怖くないですよ!

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汚部屋まるごと片付けます! 連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」、第5回目のクライアントは葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。

家の中にゴキブリが住んでいて、「衛生面」が心配(主婦Mさん・32歳)

今回からは、最も片付けやすいスポット「キッチン」に着手します。なぜ、片付けしやすいかといえば、理由はひとつ! Mさんが「料理好き」だからです。住人の関心が高い場所、良く使うモノがある場所ほど「断捨離と収納」の判断が早くなります。

[Before:リビングから見たキッチン]

食べかけ、飲みかけの食品がいっぱい

 Mさんいわく「キッチンも調理家電も、新しいモノに取り替えたい」とのこと。どうやら、溜め込んだ汚れが原因で「衛生面」に不満があるようです。だけど、「壊れていないモノは買い換えない」と旦那さま。買わずに解決するには、どうすれば?

どんな家にもあるアレで、頑固な汚れが落ちる!

専用の洗剤を買う必要ナシ!

 モノで散らかっている家ほど、キッチンの汚れもたんまり! 掃除のために特別な洗剤を用意する必要はありません。筆者がいつも用意してもらうのは、すべて家にある3つのモノです。

[1]断捨離したタオル
[2]断捨離したテーブルナイフ
[3]油汚れ用の洗剤

 掃除道具として活用できるとなれば、タオルとカトラリーの断捨離も進みます。

お家がキラキラ輝く魔法のオキシクリーン