サイゾーウーマン芸能テレビドラマレビュー「課金ゲーム上等」母親のブチギレに反響 芸能 『二月の勝者-絶対合格の教室-』レビュー 『二月の勝者』母親の「課金ゲーム上等!!」ブチギレが「名言!」「これが狂気か」と大反響! 中学受験めぐる夫婦の地雷 2021/11/13 18:30 桜田モモ (ライター) ドラマレビュー 母親の「狂気」の背景にあるものとは ついに見せつけられた、子どもの中学受験を控えた母親の「狂気」。今回登場した勇人の母・香織の場合、「狂気」の背景には、夫への怒りのみならず、自身の学歴コンプレックスもあるように思う。販売スタッフとして働く香織は、子どもがいることに加え高卒の学歴がハンデとなり、大卒だがミスの多い店長に軽んじられていた。 だからこそ、我が子には将来的に不利にならないだけの学歴を備えてほしいと考え、塾代のために残業を引き受け、弁当作りなどの受験に必要なサポートも一人で担う。 4話終盤、香織は店長試験に挑戦すると笑顔で同僚に語っていたが、ありとあらゆることを両立させようとする姿勢もまた「狂気」が裏打ちされているのかもしれない。 香織の絶叫は、ネット上でも大反響で「ゲームに課金するなら子どもにお金を使うべき、って名言! 母親よく言った!」「ダメパパをまくしたてたところ最高すぎた! しまいには『課金ゲーム上等!』って痛快だわー」と支持する声が相次いだ。 特に、「中学受験は課金ゲーム」のたとえは、「至極真っ当」「めちゃくちゃ納得」「あながち間違っていない」「しっくりきすぎて、これから使っちゃいそう」と視聴者も納得した様子。また、「これが母親の狂気ってやつか……」と黒木がかねがね口にしていた合格の条件を目の当たりにして、驚いたような声も。 次のページ 子ども自身で道筋を立てるのはまだ難しい 前のページ123次のページ 楽天 【楽天ブックス限定特典】二月の勝者 -絶対合格の教室ー 1-13巻セット(ステッカー(H80×W93mm)) 関連記事 中学受験は本当に課金ゲーム!? 受験塾を盲信した母子、リアル『二月の勝者』の結末は中学受験のせいで離婚危機! 「程度の低い大学出」の妻に任せたのが間違いだった!?模試・自宅受験で息子のカンニング発覚……コロナ禍の中学受験、「撤退する or しない」親子の苦悩「中学受験ゼロの田舎」で東京の中高一貫校を目指したスパルタ父! 子どもへの影響は……「息子には英語に振り回されてほしくない」私立中の英語教育に期待した父子の“理想と現実”