ブレーク前夜?

ミスチル桜井和寿の長男・櫻井海音、“目の演技”が強みも“立ち方”が課題!? 『つま好き』『嘘喰い』……起用途切れぬ演技の魅力とは?

2021/11/07 16:00
サイゾーウーマン編集部
『つまり好きって言いたいんだけど、』(テレビ東京系)公式サイトより

 10月27日、横浜流星主演映画『嘘喰い』(2022年2月11日公開)の続報として、白石麻衣、本郷奏多、村上弘明、三浦翔平に加え、Mr.Childrenのボーカル・桜井和寿の長男としても知られる若手俳優・櫻井海音の出演が発表された。

 もともと2019年結成のバンド「インナージャーニー」のドラムス・Kaitoとして活動していたが、昨年5月に“櫻井海音”名義で公式サイトを立ち上げ、俳優およびタレント活動を開始。昨年8月~11月に恋愛リアリティ番組『オオカミくんには騙されない』(ABEMA)に出演してイケメンぶりが注目され、NHK連続テレビ小説『エール』、スペシャルドラマ『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』(TBS系)、今年7月期の『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)など、脇役ながらほぼ途切れることなく話題作への起用が続いている。

 また、現在は連続ドラマ『つまり好きって言いたいんだけど、』(テレビ東京系)で、主演・大原櫻子の相手役として出演。櫻井は、大原演じる芸能マネジャー・冴島千歳との禁断の恋に揺れる、ブレーク間近の嘘つきな俳優・藤代瀬那を演じている。

 ハイペースで出演作を増やしている櫻井だが、演者としての魅力はどんなところなのだろうか。「エイベックス・アーティストアカデミー」のシアター総合コースディレクターとして演技講師も務める演出家で俳優の秋草瑠衣子氏に、『つまり好きって言いたいんだけど、』(テレビ東京系)の第5話(11月4日放送)をなぞりながら解説してもらった。


つまり好きって言いたいんだけど、(4)