サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」「小室圭さん結婚会見拒否」の誤報をスルー! バッシングと自己保身の「女性自身」に見るマスコミご都合主義 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第574回】 「小室圭さん結婚会見拒否」の誤報をスルー! バッシングと自己保身の「女性自身」に見るマスコミご都合主義 2021/10/19 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 「女性自身」11月2日号(光文社) 10月、新ドラマが続々だが、今のところダントツで今後が期待できそうなのが、吉高由里子主演の『最愛』(TBS系)だった。初回での怒涛のスピード展開、謎がてんこ盛りのサスペンスにドキドキワクワク。そして恐怖もフツフツ。最後はきっと泣かせるのだろうと思わせる重厚感。今後が楽しみだ。 第574回(10/14〜10/19発売号より) 1位「小室圭さん 『私も中傷被害者』――結婚会見で金銭トラブル釈明拒絶」(「女性自身」11月2日号) 2位「新田真剣佑 “先延ばしにされ続け…”いまだに遺骨に会えぬ日々」(「週刊女性」11月2日号) 3位「神田うの 今度は『750万円ピアス盗られた!』“2度目の裏切り”に悲嘆!」(「女性自身」11月2日号) またしても申し訳ないが小室圭さんネタだ。だって世間も、テレビを筆頭とするマスコミも、もちろん女性週刊誌も、ますますバッシングをエスカレートさせているから。その急先鋒でもある「女性自身」の論調が、ますますひどいものになっているから。 そもそも「自身」は小室さん帰国後の10月12日号で、「小室圭さん『結婚会見には出ない!』『呆れた逃避癖で』眞子さま単独釈明へ」と題し、“逃避癖のある小室さんが会見を拒否する”と非難していた。会見では金銭トラブルに関し、まともな説明ができる状況になく、会見出席に乗り気ではない。また眞子さまに対して記者は厳しい質問はできないだろうから、眞子さまも小室さんを守るために単独会見も辞さない、と。 もちろん現在、これは大誤報だと明らかになったわけだが、しかし、これが今回のマスコミ報道の実態でもある。勝手に推測したフェイク(虚偽の事実)をもとに、バッシングを展開する――。さらにそんな誤報をしても「自身」はその後、謝罪することも訂正することもなく、記事そのものをスルーするように重ねて小室バッシングを続けているのだ。 次のページ バッシングを続けつつ、自己保身も忘れない 1234次のページ Yahoo 眞子さま25年のご足跡 〈永久保存版〉祝ご婚約!ご生誕から婚約会見まで 関連記事 元研音・片瀬那奈と元ジャニーズ・近藤真彦、大手事務所を辞めた途端にバッシングするマスコミの姿マスコミ史に残る「人権侵害」のあり様を呈する、眞子さま・小室圭さんバッシング――女性週刊誌の臆測・フェイクなんでもありの攻撃ぶり小室圭さんバッシング記事で、“弱い庶民いじめが大好き”と自ら暴露した「女性自身」綾瀬はるか、「ノ・ミヌと破局」報道は“投資トラブル”の伏線だった! 綾瀬のディープ情報を連発する「女性セブン」18歳の沢口靖子へのセクハラも! 武田鉄矢が30年以上前から続ける「女性蔑視」の根深さ