サイゾーウーマンコラム日本のアウト皇室史サラリーマンと結婚した皇女が金銭難で内職? コラム 【連載】堀江宏樹に聞く! 日本の“アウト”皇室史!! 皇族で1億円以上支給されても「お金がない」!? サラリーマンと結婚した“プリンセス妻”、特売品と内職の生活だった? 2021/08/07 17:00 堀江宏樹(作家・歴史エッセイスト) 日本のアウト皇室史 実は家計が苦しく、特売品を買い、内職もしていた!? ――典型的なお金持ちのお嬢さんらしい発言です。 堀江 ただ、別の見方もありますね。東久邇さんが会社にお勤めを始める前、東大の聴講生だったころなどは当然ながら家計は厳しかったそうなのです。 49年(昭和24年)夏には、雑誌『暮しの手帖』(暮しの手帖社)に、NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』のヒロインのモデルになった大橋鎭子から依頼され、「やりくりの記」というエッセイを寄稿。少しでも安い商店の特売に通い、内職もして、家計を回していたと成子さんは発言していますね。 ――ええっ。本当にそこまでギリギリの生活をなさっていたのでしょうか……? 堀江 うーん、これにもいろんな見方があるのですが。 たとえば現在の女性皇族の方が結婚なさる時に支給される「一時金」。現在ではだいたい1億円以上の金額が用意されることが多いようです。一時金は皇族の身分を離れる方に「生活の品位を保つ」目的で支給されるお金で、単純な生活資金というより、ガードマンを永続的に雇っていくお金だったり、そういう安全保障に使われるものだと説明されることもありますね。 ――眞子さまと小室圭さんについても、その「一時金」が世間の関心を買っていますね。成子さんの時代は支給されなかったのですか? 次のページ お一人あたりに単純計算で1億8321万円が支給 前のページ123456次のページ 楽天 眠れなくなるほど怖い世界史 関連記事 皇室から「手切れ金」が支払われた可能性? 婚約発表で“元カレ”が「結婚させてくれ」と申し入れ、プリンセスに大問題勃発!2万坪の豪邸から、新居は飯田橋の2部屋アパート! “主婦”になったプリンセスの結婚・離婚・再婚のお相手男性皇太子のお后候補から一転! 結婚に苦労したプリンセスの“彼氏”と複雑すぎる家庭事情眞子さまより日本を騒がせた、プリンセスの“恋”と“婚約トラブル”! モメまくった結婚問題が迎えた「悲劇」眞子さまだけじゃない! 日本中を騒がせた、プリンセスの恋人は「非常識で失礼な男」!? モメにモメた結婚問題の行方