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比べるものではないけれど……

ザ・ウィークエンドはコロナ禍の音楽業界救済に1億円! 海外セレブのチャリティは「日本とケタ違い」!?

2021/07/18 16:00
堀川樹里(ライター)

 2020年、新型コロナウイルスに立ち向かい奮闘する医療関係者や、パンデミックの影響で生活に苦しむ人々を支援するために、数多くのセレブが寄付をして大きな話題になった。ケタ違いの寄付金を出すセレブたちに対して、「イメージアップや節税対策になるから」と意地悪い目で見る人もいるが、純粋に「助けになりたい」「世の中を変えたい」と思い、チャリティや慈善活動をしているケースがほとんど。自分の知名度や人気、築き上げた富をうまく利用して、社会貢献している若いセレブもたくさんいるのだ。今回はそんな彼らのチャリティ事情を、5人のセレブたちの慈善活動を通して見てみよう。

ザ・ウィークエンド

 近年、米R&B界のトップランナーに君臨しているザ・ウィークエンド。今年2月には、人気、実力共にトップでないとオファーされないスーパーボウルのハーフタイムショーでパフォーマンスを行い、世界中を魅了した。

 3月にグラミー賞の人種差別を指摘した上で、「永久ボイコット」を表明して話題になったが、彼は黒人差別撲滅のために何年も前から声を上げてきた。16年に黒人男性2人が警察官に射殺された時には、「うんざりだ。立ち上がる時が来た。傍観するか、行動を起こすか。今、決断する時が来た」とツイートし、「Black Lives Matter」運動を率いる団体に25万ドル(約2,700万円)を寄付。運動拡散に一役買った。

 20年6月には、自身のインスタグラムで、人種平等を推奨する「Black Lives Matter Global Network」、投獄された人々を救援する「National Bail Out」、人種差別に抗議するため国歌斉唱時に片膝をつく行為を始めたNFL選手コリン・キャパニックが創設した団体「Know Your Rights Camp」に計50万ドル(約5,500万円)を寄付したことを公表。「余裕のある人はできるだけ、余裕のない人は少額でもいいから、みんな可能な範囲で寄付をしてほしい」と呼びかけた。同じく6月、コロナで職を失った音楽業界の人たちを救済する団体と、ウィークエンドが育ったカナダ・オンタリオ州の病院関係者をサポートする団体に計100万ドル(約1億1,000万円)を寄付した。

 また8月には、レバノンの首都ベイルートの爆発事故で被害を受けた人たちを救済するために「Global Aid in Lebanon」に30万ドル(約3,300万円)を寄付。同月、TikTokで開催されたバーチャルライブと、併せて限定販売されたグッズの収益35万ドル(約3,800万円)を、弱者への基本的人権保障に取り組むNPO団体「Equal Justice Initiative」に寄付し、大きな話題となった。

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