[ドラスト・ヘア用品レビュー]

ドラスト&通販で買える「ドライシャンプー」、元美容師が選ぶおすすめ5品! 災害時やアウトドア以外の用途も紹介【資生堂、ピジョンほか】

2021/06/30 20:30
AKKO(ライター)

 ドラッグストアの売り場を席巻する、ヘアケア用品。化粧品はその場で色味や使い心地を確認できますが、シャンプーやヘアカラーなどはそうもいきません。「こんなはずじゃなかった……」と落ち込まないために、元美容師・AKKOが“おすすめ&ガッカリ商品”を独断と偏見で選んじゃいます!

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写真ACより

「ドライシャンプー」って一体何? 元美容師が用途とおすすめ商品を紹介!

 近年、特に注目されているヘアケア商品といえば、「ドライシャンプー」。普通のシャンプーとは違い、水なしで使うことができ、外出先でも手軽にさっぱりできる点が人気を集めているようです。汗ばむ夏に向けて需要が高まっており、新商品も続々と発売されている今、あらためて用途を確認しながら、ドラッグストアや通販で買える「おすすめ商品」を5つ紹介します!

ドライシャンプーは災害時やスポーツ後など、幅広く役立つ!

 お風呂などで髪を洗う時は、お湯で髪の毛を濡らしてからシャンプー剤を泡立て、こすり洗いした後に洗い流すと思いますが、ドライシャンプーはこの工程が不要。そのうえ、濡れた髪の毛をドライヤーで乾かす手間もありません。髪の毛を濡らさなくても、皮脂の汚れやニオイ、ベタつきを軽減する効果が期待できるのです。

 医療や介護の現場、災害時に使われるイメージが強いかもしれませんが、スポーツをした後やキャンプ時などにもリフレッシュできるアイテムなので、アウトドア好きな方は重宝するはず。また、美容師の間では、ヘアカラーやパーマをした直後で髪の毛を濡らしたくないお客様に、使用をおすすめすることも。スプレータイプ以外にも、さまざまな種類がラインナップされているので、好みや用途によって選べるのもうれしいポイントですね。

 とはいえ、やはりお風呂に入って洗髪するのが一番清潔! 特にこれからの季節、汗をかくことが増えますので、シャンプーで頭皮を清潔に保つことがより大事になってきます。外出時のリフレッシュなどに使用するのはいいですが、どうしても髪を洗うのが難しい場合以外は、通常のシャンプーを使うようにしましょう。


【ドライシャンプーおすすめ:その1】資生堂「FRESSY ドライシャンプー (ディスペンサー)」150ml/550円(税込、以下同)

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資生堂「FRESSY ドライシャンプー (ディスペンサー)」

 発売当初から変わらないパッケージでおなじみのこの商品は、まさにドライシャンプーの“先駆け”といえます。使用方法はとても簡単で、髪全体に適量を塗布した後に、軽く頭皮をマッサージをするだけ。実際、私も美容師の現役時代に使ったことがあり、カラーやパーマをした後のシャンプーができない日には、欠かせない愛用品でした。

 メントールの爽快感によって、かゆみやニオイを一時的に和らげてくれるので、非常時のアイテムとしてはとても優秀。ただ、この製品には香料が少ししか入っていないため、数時間たつと、かゆみよりもニオイが気になってしまいそうです。香りで気分をリフレッシュする目的ではなく、どうしても入浴が難しい時の非常用として使うことをおすすめします。

資生堂 フレッシィ ドライシャンプー ボトル (250mL) 水のいらないシャンプー