コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第556回】

Hey!Say!JUMP・知念侑李とトラウデン直美、ジャニーズ忖度雑誌「女性セブン」が報じる不可思議な熱愛スクープ

2021/06/15 21:00
神林広恵(ライター)

 もし、夫が主張するように熊田の不倫が本当だったとしよう。しかし、だからといって暴力を振るっていいわけはない。それを“夫婦げんか””情報戦“”泥仕合”などと矮小化するマスコミも、全くもって男目線かつ不条理でおかしい。しかも、夫側は不倫の根拠として大人のおもちゃの存在まで暴露した。男性週刊誌がいかにも飛びつきそうなセンセーショナルな“ブツ”。案の定、マスコミはDV疑惑から不倫へとシフトしていき、まんまと論調をずらすことに成功した。本質を隠蔽した。

 繰り返すが、不倫したからといって、暴力を正当化するいわれはひとかけらもない。だが救いはあった。女性週刊誌である「セブン」が真っ当にこう主張していたことだ。

「どのような事情があろうとも、暴行を正当化する理由は一切ない」

 そして、まるで被害者に非があるような報道はセカンドレイプであり、ほかのDV被害者を萎縮させる原因にもなる、と主張している。その通り。頑張れ、女性週刊誌!!

 『アウト×デラックスSP』(フジテレビ系)のダイエット企画に挑戦することが発表されるなど、何かと話題の華原朋美。そんな華原と作家・岩井志麻子との対談が「週刊女性」に掲載された。内容はもちろんブッ飛び、カッ飛びでメチャ面白い。

 例えばこんな感じ。

華原「(妊娠後も体重が戻らずデカパンをはいていることを明かした上で)もう1回妊娠して、子どもを産んだら元に戻るんじゃないかな、と思っていて。だから子どもが欲しいんです」
岩井「今は50歳近くなっても産む方いますからね。朋ちゃんもまだまだいけますよ」

 全文は是非「週女」誌面で(笑)。

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2021/06/15 21:00
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