声のトーンがよくない?

ひろゆき氏、YouTube登録者数100万人目前! テレビ関係者から見た「令和の論破王」ブレークの転機とは?

2021/06/02 11:00
後藤壮亮

東京五輪の開催について別視点で持論を展開

 さらに特筆すべきは、ひろゆき氏ならではの“別視点”にあるという。雨上がり決死隊・宮迫博之のYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』にリモートでコラボした際、開催の是非に揺れている東京オリンピック・パラリンピックのメリットについて言及したのだが、その内容が顕著だった。

 「感染人数でいくと、梅雨とかに湿気が多くなって、みんな外に出なくなると、感染者が減ると思う。湿度が高くなるほどウイルスは飛ばなくなる」と、よく言われている“高温多湿がウイルスを撃退する”説を解説したあと、持論を展開。

「ひろゆき氏の持論は、『外国人選手がいろんな理由で来られなくなったら、日本人選手は超有利なので、金メダルめちゃくちゃいっぱい取れる』というものです。日本に来る選手がいても、『日本の気候に合わせて練習するが、それができなくなる』『夏の東京の気候ではベストパフォーマンスが出せるわけがない』とホームアドバンテージを強調。『視聴率もめちゃくちゃ上がるし、スポンサーの広告収入も上がって、割と景気が良い空気になると思う』と推測し、これまで五輪開催に疑問を持っていた宮迫も『これはもう、やりましょ!』と丸め込まれていました」(同)

生配信でも、ユーザーからの悩み相談に答えているが、ひろゆき氏の“別視点”からのアドバイスは多くの人の心を救っているのだろう。彼は論破王でもあると同時に、悩める日本人の心の救世主なのかもしれない。
(後藤壮亮)

最終更新:2021/06/02 11:00
自分は自分、バカはバカ。
視点の多さは人生を生きやすくするしね