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『グッとラック!』ひろゆき氏、「頭のおかしな国民」発言でスタジオ騒然――49歳鼻出しマスク受験生にも「心か頭の病の方」

2021/01/20 12:19
村上春虎
『自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術』(SBクリエイティブ)

 『グッとラック!』(TBS系)の終了が近づく中、あの“論客”が発奮している。ネット掲示板2ちゃんねるの創設者で現在フランス・パリに在住している実業家“ひろゆき”こと西村博之氏が、1月20日の同番組内で、ストレートな発言を繰り返してスタジオを騒然とさせていた。

「この日のオープニングニュースは麻生太郎財務相が昨日19日、閣議後の記者会見で発言したコメントでした。昨年に実施した国民一律に現金を配る『定額給付金』の再支給を求める声が出ていることについて、『国民に一律10万円の支給をするつもりはない』ときっぱりと否定。生活が困窮した世帯に限定して給付する選択肢についても、『考えにくい』と否定的な考えを示したというものです」(芸能ライター)

 これについて、フランスからリモート出演していたひろゆき氏は「『誰にも金やる必要ない』というのは、どうかと思うんですよ」と違和感を覚えたとして、「政府のお金って基本的には国民のお金を預かって国民に戻すので、さっさと配っちゃえばいいと思うんです。別に麻生さんのお金じゃないんだから」と発言。さらに「配っておいて、『自民党いいよね』って、次の秋の選挙の時に自民党に投票してもらったほうがいいと思う。なんで渋ってるのか不思議なんですよね」とまくしたてた。

 この発言を引き取った形で、スタジオの国山ハセンアナウンサーが「むしろ一律再給付したほうがいいという考えですか?」と真意を確認したところ、「ガンガン配っちゃって、『自民党に投票したらお金がもらえるんだ』って、頭のおかしな国民に思ってもらって」と、回答。

 これには、スタジオのNON STYLE・井上裕介も「すごい口が悪い。全フレーズ悪かったな、今」と呆気に取られたようで、ロンドンブーツ1号2号・田村淳も「どっちを刺しにいってる!?」と騒然。話を振ったハセンアナも、「ひろゆきさんのコメントのリスクマネージメント、私がしなくちゃいけないんですから気を付けてください」と嫌み交じりに返していた。


 そんな同氏の放埓さが再び露呈したのは、世間で物議を醸した「49歳の鼻出しマスク受験生」の事件。この男性は、16日に行われた大学入学共通テストで、鼻をマスクで覆わなかったことから試験監督が6回にわたって注意したが、応じることなく失格に。その後、トイレに約3時間閉じこもり、建造物不退去容疑で現行犯逮捕(後に釈放)されている。

 これについて、ひろゆき氏は、「強いて擁護できる部分があるとすると、49歳で受験をしていて6回注意されてわからなくて、しかもトイレに4時間こもっているので、多分、心か頭の病の方なんじゃないかなと」と推測。スタジオは静まり返っていたが、井上だけは「どこ擁護してるの?」と返し、なんとか番組を進行させていた。

 『グッとラック!』終了まで残り2カ月。最後まで気を吐いているのは、ひろゆき氏なのかもしれない。
(村上春虎)

最終更新:2021/01/20 13:36
自分は自分、バカはバカ。
志らくの存在に一切触れてない!