ニコラス・ケイジの波乱万丈の結婚歴

ニコラス・ケイジ、日本人妻のリコ・シバタだけじゃない! コイケ・エリカ「ベガス婚で泥沼離婚」アリス・キム「2カ月でスピード婚」ほか歴代の結婚遍歴

2021/05/20 13:30
堀川樹里(ライター)
ニコラス・ケイジ、日本人妻のリコ・シバタだけじゃない! コイケ・エリカ「ベガス婚で泥沼離婚」アリス・キム「2カ月でスピード婚」ほか歴代の結婚遍歴の画像1
奥にいる女性がリコ・シバタ(gettyimagesより)

 2月16日、31歳年下の日本人女優リコ・シバタ(芝田璃子)と5回目の結婚をしたニコラス・ケイジ(57)。ラスベガスのウィン・ホテルで厳かに行われた式で、リコは出身地の京都から取り寄せた手縫いの黒無垢を羽織り、ニコラスはトム・フォードのタキシードを着用。リコが履いていた赤い草履がキュートだと話題になった。

 式場にはリコの大好きなKiroroの「冬のうた」が流れ、アメリカの有名な詩人ウォルト・ホイットマンの詩や俳句を読み上げた2人は、カトリック式と神道式の両方で永遠の愛を誓い合った。その後行われた小規模の披露宴には、ニコラスの3番目の妻アリス・キムと、彼女との間に生まれた息子も出席した。

 付き合ってわずか1年ほどでスピード婚したニコラスとリコ。ニコラスは昨年8月に出演したラジオ番組で「ニューヨークから彼女は京都、僕はネバダに帰り、それから(コロナのせいで)もう6カ月間も離れ離れなんだ。一緒にいる時間はとても幸せで……これから一緒に過ごす時間を楽しみにしていた」「だから、『君と結婚したい』ってストレートに言ったんだ。FaceTimeで婚約したんだよ」と告白。

 「彼女は黒が大好きだから、ブラックゴールドとブラックダイヤモンドで婚約指輪をカスタムメイドして、FedExで彼女に送ったんだ」とも明かした。

 日本の複数のメディアによると、ニコラスは映画『プリズナー・オブ・ゴーストランド』の撮影で滋賀県に滞在中、リコと出会い交際を開始。3歳で母親と離れ離れになって児童養護施設で育ち、母親に気づいてもらうため女優になった ──という壮絶な人生を歩んできた彼女を、ニコラスは「絶対に幸せにする」と心に決めたようだ。


 今回は、そんなニコラスの結婚遍歴をまとめてみた。

パトリシア・アークエット:レストランで一目惚れ、速攻プロポーズで9カ月目に破局

 人気ドラマ『ミディアム霊能者アリソン・デュポア』(2005~11)に主演したことで知られるパトリシアとニコラスが出会ったのは1987年。レストランで当時19歳だったパトリシアに一目ぼれしたニコラスは、「欲しいものを10個書き出してくれ。すべてかなえてあげるから。そして結婚しよう」と速攻でプロポーズ。パトリシアは、『ライ麦畑でつかまえて』の著者J・D・サリンジャーのサイン、タイの少数民族の結婚衣装、ファミレス「ビッグボーイ」の店頭人形、黒い蘭の花など、入手困難なものばかりを書いて渡した。

 「絶対に無理」と思っていたのに、その「欲しいもの」が次々と届くようになり、「もうすぐ結婚できるね」と言われたパトリシアは驚愕。「まだデートもしてないのに! スローダウンしてよ」と言い返したという。

 2人はデートするようになったが、すぐに破局。その後は友人として付き合っていたが、パトリシアが27歳になった時に「結婚してもいいかな」と思うようになり、ニコラスに「心の準備ができたわ」と電話。19歳にデートした時以来、8年間体の関係はなく「初夜までお預け」のままゴールインした。

 結婚式の夜、体を合わせたことをパトリシアは2018年に出演した深夜トーク番組『Watch What Happens Live with Andy Cohen』で、「とってもロマンチックだったわ」と遠い目で回想。95年4月に挙式した2人は、その9カ月後には破局したものの隠し続け、公の場では夫婦であることを演じ続けた。しかし、関係修復は不可能だったことから、01年に正式に離婚した。


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