木村拓哉&工藤静香一家は「いい家族」になりきれていない!? Koki,と比較して見えた、Cocomiの「要領の悪さ」
そもそも、他人の家庭の中なんて見えないし、 「理想の家族」自体が虚像だと思う。しかし、血のつながりを重んじる日本において「いい家族」であることは、特に芸能界ではビジネスチャンスを意味するのかもしれない。
そういった意味で、今、最も「いい家族」に近いのは、木村拓哉一家ではないだろうか。父は木村拓哉、母は工藤静香、長女のCocomi、次女のKoki,もモデルとして活動する芸能一家だ。一家は家族のイベントを積極的にSNSにアップする。工藤の誕生日に、木村は「happy birthday!」の言葉を添えて、赤いバラの画像を投稿した。木村のファンにとってはなかなか衝撃的な画像ではないかと思うが、彼も壮年となった今、よき父、よき夫、よきファミリーという路線で若い層のファンを取り込もうとしているのかもしれない。
そんな中、ちょっと気になるのが、長女のCocomiである。次女のKoki,よりデビューが遅かったせいもあるが、「いい家族」を演出できていないところがあるのだ。
例えばKoki,は『BVLGARI AVRORA AWARDS 2018』の授賞式で、工藤について「お母さんはいつも私のことをサポートしてくれて、自分より私のことを先に考えてくれて大好きです」、好きな食べ物については「ママの手料理」と“全部アゲ”して答えている。それに応えるように、工藤のインスタを見ていると“Koki,アゲ”が結構目立つ。工藤の料理はなかなかインパクトのある見た目をしているが、「次女が完全に私のレシピをマスターして、ケーキを自分でアレンジするようになりました」「仕事の現場の入り時間を間違え、車内朝食 次女よ、ありがとう」などと、Koki,について触れているほうが多い印象だ。
一方Cocomiはちょっと要領が悪い。「25ans」(ハースト婦人画報社)の「お気に入りのフードやドリンクは?」の質問に「超甘党です。和菓子も大好きですし、『クリスピー・クリーム・ドーナツ』のドーナツが大好き!」と答えている。「母が作ってくれる自家製の甘酒」も好きとは言っているが、工藤のインスタを見れば、彼女が白いもの(白砂糖や小麦)を摂らないように腐心して、食事もデザートも手作りしていることに気づくだろう。それなのに、ジャンクフードの代名詞・ドーナツが好きだと言ったら、工藤の立場がない。「“いい家族”はイメージ商売なんだから、そこは静香に乗ってあげようよ、おココ!」とツッコミたくなる。