[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

「誰にも見られたくない」汚家(おうち)、劇的ビフォー・アフター【1】――0歳7歳の育児と仕事で家が片付かない!

2021/05/03 19:30
伊藤まき(収納ライター)

[悩み5]キッチン:SNSの収納アイデアを参考にしても片付かない

[2階キッチン]収納箱から飛び出るモノだらけ!?

「16畳のLDKなのに、収納スペースは小さなクローゼットのみ。SNSを参考に収納を作ったものの、出し入れが面倒でした」とKさん。ちなみに、収納力が足りないため、置き家具も用意したものの、同じ理由で処分したんだそう。

<伊藤まきの答え>
生活スタイルや部屋の大きさ、家に使うお金や性格などオシャレな人の暮らしを参考にしても、長く続きません。Kさんには「アクション数の少ない収納」が向いていると思います。

[悩み6]脱衣所:家族のパジャマと下着を用意したい

[2階脱衣所]この前に洗面台と洗濯機があります

「洗面台前の作り付けの棚に、家族全員の下着とパジャマを用意したい。夫と娘が自分で用意できるようにわかりやすく整えたい」と希望。あまりに散らかっているので、Kさんにしかわからないモノも多いそうです。

<伊藤まきの答え>
最近は定番になった「脱衣所の下着収納」ですが、狭めの空間では難しいところ。でも、必ず使うモノだけに厳選すれば大丈夫!「棚の仕切りを見直す」ことで、収納力が格段に変わります。

[悩み7]3階の寝室クローゼット:うまく使いたい

[3階寝室]冬の暖房器具をメインに収納していたそう

 Kさん宅で一番日当たりの良い3階に、家族4人の寝室があります。この部屋のクローゼットは空っぽですが、 「普段は、季節の家電を入れています。急に在宅ワークになったのでリモート会議用の洋服もここに置きました」とKさん。なるほど、モノの住所が行方不明のようです。


<伊藤まきの答え>
1階の「ファミクロ」を見直して、このクローゼットを奥さま専用に変えたいと思います。季節の家電は、隣の部屋にまとめましょう。「モノの住所」と「部屋の目的」をはっきりするほど、散らかりにくくなります。

あなたの部屋が汚いのは、才能がありすぎるから