ママ友グループLINEから

私は「ママ友トラブル」をこうやって乗り越えた! 幼稚園の委員会が一緒の“上から目線ママ”に執着されて……

2021/03/14 18:30
池守りぜね(ライター)

上から目線でダメ出し! 委員会ママの存在が憂鬱

 行事を担当する委員は、他学年のママとも交流を持つことになる。家庭教育学級委員会は、3学年で6人しかいないため、自然と関係が深くなり、連絡用のグループチャットも作ったとのこと。そんな中、年中に息子を通わせている沙也加さん(仮名・38歳)と、同年代とわかり意気投合したそうだ。

「最初の懇親会で、年齢の話題になったんです。私と沙也加さんは、38歳の同い年で、周りのママより年上であることが判明。沙也加さんのほうから、『仲良くしましょう』と言ってきたのです。よくよく話を聞いてみると、上の子がこの幼稚園の卒園生で、委員も経験済みだそうで、個別にいろんなアドバイスをくれました」

 ただ、沙也加さんには、ある困った一面があったという。委員会では、子ども向けの親子教室以外にも、「母たちの勉強会」という名の懇親会を定期的に行っているが、そこでの沙也加さんの言動に、委員たちは戸惑うようになったそうだ。

「例えば、親子向けの体験教室を開催してはどうかという話題に上がった時、沙也加さんは『それだったら、前回のほうが良かったよね』と、上から目線で否定するのです。交通教室の内容を話し合っていた時も、『私だったら、もうそれは知っていることだから、わざわざはやらないな』と、笑いながらチクリとした一言を放り込んでくる。今年はコロナ禍で懇親会の回数は減ったのですが、正直、否定ばかりする沙也加さんがいる会議は憂鬱でした……」

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