[飲酒コラム]今日もモンテローザで飲んでます

「いきなり!ステーキ」をパクった「カミナリステーキ」は“飲み屋”として優秀だった! 「日高屋」超えの良コスパおつまみに衝撃

2021/02/05 20:30
松子(ライター)

酒飲みになにかと嘲笑されているモンテローザの素敵なところを、勝手に探求していく当連載。今回は、都内と埼玉県に数店舗あるカミナリステーキで泥酔してきました。

モンテローザ9軒目:カミナリステーキ

外観(C)サイゾーウーマン

 カミナリステーキは言わずもがな、ペッパーフードサービスの「いきなり!ステーキ」のもろパクリ。なぜ「カミナリ」なのかわかりませんが、「いきなり」と語感が似ていれば何でもよかったのでしょう。

 いきなり!ステーキは、ステーキのトッピングのコーンをブロッコリーに変更できるサービスがあったりと、糖質制限ダイエットをしている人たちの強い味方としても人気を博しました。しかし、カミナリステーキは、トッピングはコーン一択。それどころか、カレーやラーメンなど、ダイエットとは真逆の高カロリーメニューだらけなのです。

肉メニュー(C)サイゾーウーマン

 ワイルドビーフカレー(680円・税抜/以下同)、ローストビーフ丼(並880円)、富山ブラックまぜ麺(800円)、極太牛白湯塩ラーメン(880円)、ステーキ屋のスタラー丼(880円)……と、糖質・カロリー制限とは無縁の太りそうな食べ物ばかりで勝負しています。

ラーメンメニュー(C)サイゾーウーマン

 ただ、そのメニューの節操のなさが功を奏して、酒のアテになるおつまみメニューも豊富。飲み屋としては、いきなり!ステーキよりも使い勝手がいいのです。


 カミナリステーキの牛肉は、特別肉質がいいわけではないので、200g1780円の「ヒレステーキ」を食べても値段相応の満足感が得られません。むしろ、590円の「おつまみ牛カットステーキ」をアテにワインを飲むくらいがちょうどいい。おつまみサイズとはいえ、熱々の鉄板で提供され、ステーキ屋っぽい気分が味わえます。

おつまみ牛カットステーキ(C)サイゾーウーマン
それでも気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている