サイゾーウーマンコラム彼女が婚外恋愛に走った理由婚外恋愛のオンラインデート事情 コラム 【連載】彼女が婚外恋愛に走った理由 婚外恋愛のオンラインデート事情とは? 「下半身はいじっちゃってますよ」「逆に燃える」……“会えない不倫”のいま 2021/02/07 16:00 いしいのりえ 彼女が婚外恋愛に走った理由 (C)いしいのりえ 家庭を持っている女性が、家庭の外で恋愛を楽しむ――いわゆる“婚外恋愛”。その渦中にいる女性たちは、なぜか絶対に“不倫”という言葉を使わない。どちらの呼び名にも大差はない。パートナーがいるのにほかの男とセックスする、それを仰々しく “婚外恋愛”と言わなくても、別に“不倫”でいいんじゃないか? しかしそこには、相手との間柄をどうしても“恋愛”だと思いたい、彼女たちの強い願望があるのだろう。 2度目の緊急事態宣言が発令されて早1カ月。3月7日までの延長も決まり、気軽に人と会えない日々が続く中、それでも婚外恋愛を続けている人々がいる。 「彼と会えなくなってからもうすぐ1年たちますけど、逆に気持ちは燃え上がってる感じです。多いと思いますよ、こういう会えない『コロナ婚外』してる人って。誰にも迷惑かけないストレス解消法ですし」 そう言って明るく笑うのは、今回お話を聞かせていただいた亜希さん(仮名)だ。 まだ30代前半の亜希さんが今の旦那さんと知り合ったのは、大学卒業後に入社したアパレルメーカーを退職して訪れた留学先。20代最後の年のことだった。 「ニュージーランドで、半年間語学留学しました。たった半年で学べることなんて何もないだろうなって思いましたけど、将来のことを考えたら今しかないと思って。『留学』という体裁を作って、半年間遊びに行ったようなものです」 亜希さんの旦那さんは、仕事で現地と日本を行き来していたという。亜希さんいわく「顔がタイプだったからナンパした」そうだ。 「レストランから出てきた夫とその同僚を待ち伏せて、現地の女友達と一緒に声をかけました。向こうはワイシャツにスラックス姿なのに、私たちはオヘソ出したタンクトップ着て。最初、旦那は完全に私のこと『コールガールが売り込みに来た』って思っていたみたいですよ」 その後、旦那さんはすぐ日本に戻り、数カ月間は遠距離恋愛をしていたものの、亜希さんが帰国すると自然と同棲する流れになり、結婚。出会いからたった1年足らずだったという。 「今でも旦那はすごく好きですよ、顔も好きだけど性格も大好き。同い年だけど、大人なんです。ただ『アッチ』がちょっと合わなくて……」 自由奔放で賑やかなタイプの亜希さんは、結婚前「性に対しても奔放だった」そうだ。複数の男性と同時に交際した経験はないけれど、いろんな男性に「ちょっかいを出す」ことが好きだという。 「単純に『男好き』なんですよね。男の子とイチャイチャして、押したり引いたりして、っていうのが好き。その延長でエッチしたことも、まあ何度かありますけど、『付き合う』って決めた時には一人だけ。だから、今の婚外恋愛している状況は、私にとってすごく珍しいんです」 次のページ 夫のセックスに不満、婚外恋愛相手は「好き好きアピール」がカワイイ 12次のページ 楽天 性を書く女たち 関連記事 「完全に『ママ活』ですよね」バイト先の大学生とセックスする日々……子持ち女性が「1万円を渡し続けた」ワケ地味な新婚妻が、元上司と「セックスする関係」に至ったワケ――「スクールカースト1軍」への憧れが、婚外恋愛を後押しした!?コロナ禍で「4年間の不倫生活」に終止符……「セックスが合う彼氏」を断捨離した女性の告白「早くラブホでセックスしたい」新型コロナ騒動で“自粛中”……不倫中の二児の母、魂の叫び「セックスはいまだにガッツリ」だけど……50代女性が語る、“30年以上”に及ぶ婚外恋愛の終え方