サイゾーウーマンコラム彼女が婚外恋愛に走った理由地味な新婚妻の婚外恋愛事情 コラム 【連載】彼女が婚外恋愛に走った理由 地味な新婚妻が、元上司と「セックスする関係」に至ったワケ――「スクールカースト1軍」への憧れが、婚外恋愛を後押しした!? 2020/09/06 16:00 サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman) 彼女が婚外恋愛に走った理由 (C)いしいのりえ 家庭を持っている女性が、家庭の外で恋愛を楽しむ――いわゆる“婚外恋愛”。その渦中にいる女性たちは、なぜか絶対に“不倫”という言葉を使わない。どちらの呼び名にも大差はない。パートナーがいるのにほかの男とセックスする、それを仰々しく “婚外恋愛”と言わなくても、別に“不倫”でいいんじゃないか? しかしそこには、相手との間柄をどうしても“恋愛”だと思いたい、彼女たちの強い願望があるのだろう。 「独身の頃よりもモテるようになった」――既婚者からそんな話を聞くことは珍しくない。家庭を持つ身であるがゆえ、「気軽に遊べる相手」として声をかけられやすいのか、もしくは、「自分のものにならない相手」を魅力的に感じてしまう人を惹きつけているのかもしれない。しかし、後者の場合、“惚れてしまったほう”は、あらゆる苦難に苛まれそうな気もする。 「『彼は私なんか絶対釣り合わない人』という気持ちがありますね。一番しっくりくるのは旦那なんですけど……」 今回お話を聞かせていただいた彩海さん(仮名)は、30代の既婚者である。ほっそりと色白で控えめな印象の彩海さんが結婚したのは1年半前。そろそろ新婚気分が抜けた時期ではあるが、まだ家庭に対して不満を持つ時期でもないそうだ。 そんな彼女は、婚外恋愛中の身。「なぜ今?」と尋ねると、彩海さんは申し訳なさそうに「タイミングが悪かったんです、本当に……」とつぶやいた。 4歳年上の彼は「ルックスが好み」、夫は「とてもいい人」 彩海さんの婚外恋愛のお相手は、以前働いていた職場の上司。4歳年上の彼は仕事が丁寧で優しく、何よりルックスが彩海さんのタイプだったという。 「自分自身が地味で目立つタイプじゃないから、昔スクールカーストで1軍だったタイプの人に憧れるんです。彼はまさにそんな人で……入社した時から彼女がいて、私がその会社を辞めた年に、その彼女と結婚をすることが決まっていました」 彩海さんは、密かに憧れを抱いていた上司を、一度だけ誘ったことがある。 「ちょうど、彼の結婚が決まり、私もすでに退社することが決まっているという時期でしたね。どうにかこの気持ちを成仏させたくて、飲み会の帰りに、酔った勢いで誘ってみました……結果は惨敗でしたけど」 その後、次の職場で知り合った男性と意気投合し、交際期間を経てから結婚。同い年の夫のことを、彩海さんは「とてもいい人」だという。 「穏やかで、私の料理を『おいしい』って食べてくれる人。私、結婚してから料理を始めたから本当にヘタなんですよ……旦那のほうが上手です。旦那は釣りが好きで、友人と釣りに出かけた夜にはお魚を捌いて出してくれます。新型コロナが収束したら、私も料理教室に通って、魚の捌き方を習おうかと」 次のページ 元上司に「既婚者であること」は隠していた 12次のページ Yahoo 婚外恋愛/亀山早苗 関連記事 コロナ禍で「4年間の不倫生活」に終止符……「セックスが合う彼氏」を断捨離した女性の告白「早くラブホでセックスしたい」新型コロナ騒動で“自粛中”……不倫中の二児の母、魂の叫び「セックスはいまだにガッツリ」だけど……50代女性が語る、“30年以上”に及ぶ婚外恋愛の終え方妻の不倫ブログを数年間追い続ける“サレ夫”……「財産はビタ一文渡さない」離婚への執念夫に「12年間の不倫」がバレた40代妻――慰謝料請求に「ムカつく」と怒りにじませるワケ