サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」高畑裕太、復帰の足を引っ張るのは母? コラム 仁科友里「女のための有名人深読み週報」 高畑裕太、復帰の足を引っ張るのは母・高畑淳子? 「被害者の椅子」に座ろうとする彼女に思うこと 2020/12/10 21:00 仁科友里(ライター) 女のための有名人深読み週報 “息子は悪くない”と主張する高畑淳子 が、ちょっと足を引っ張りそうなのが、お母さんである女優・高畑淳子である。裕太が事件を起こした後、すぐに会見を開いて「芸能界に戻してはいけない」と話していたが、そもそも息子を売り込むために、バラエティー番組での共演も辞さなかった人だ。裕太が復帰し、経済的にも安定することを望んでいるだろう。その気持ちはわかるが、ちょっと「いらんこと」を言いすぎな気がしないでもない。 「週刊女性」の記者の直撃を受けた高畑は、記者に対し、「……まず、あの事件に対して、あなたはどう考えていらっしゃいますか? 本当に息子が、あんなことをしたと思われているのですか?」とカウンターパンチを仕掛けている。 そして高畑は「相手は被害届を出してすぐに“いくら出すんだ”と示談金を要求してくるなど、非常識なところがありました。それで警察は彼らの言い分がおかしいと判断して、不起訴処分にしたんです」と語り、ニュアンスとして“息子はやっていない、息子は悪くない”ということを匂わせている。 最後に「私も親バカかもしれませんが……。逃げてばかりじゃいけないなと思っています。私たち家族の4年間の苦しみを考えてほしいです」と、今後は事件に対して、反論する意思があるかのようにも思えるコメントを残し、去っていったという。 いろいろ言えないことも多いのだろうと推測できるが、記者会見では謝罪し、それが済んだら「被害者の椅子」に座ろうとすることは、得策でないように思える。それなら、示談にせず裁判で争えばよかったという声も出てくるだろうし、被害者側が高畑の言う「非常識なところがある人」の場合、“息子は悪くない”というニュアンスの発言をすると、反撃される恐れがないとはいえない。 高畑がこういう発言をすることで、世間に「女優として高い演技力を誇りながら、プライベートでは理知的でさばけたなお母さんだと思っていたけど、バカ親だった」という印象を持たれ、自分自身の好感度を下げる可能性もあるのだ。 次のページ 高畑裕太の事件で「人生台無し」になったのは誰か? 前のページ123次のページ セブンネット かぐや姫の物語(Blu?ray) 関連記事 金子恵美は、なぜ宮崎謙介と離婚しないのか? 4年ぶり二度目の不倫を許した“政治的判断”ローラ、フワちゃんを「合わない」と拒絶! 彼女がもはやテレビで“好感度の高い振る舞い”をする必要がないワケ眞子さまは国民の信頼をなくし、秋篠宮ご夫妻は「子育て失敗」とまで……それでも“何もしない”小室圭さんと佳代さんに思うことマツコ・デラックス、夫の愚痴吐く妻に「選んだのは自分」! 結婚における自己責任論に思うこと高樹沙耶、大麻ツイート終了宣言の裏に新しいオトコ……“男捨離”を繰り返す彼女に見る、恋愛体質の条件