意外な結果に!

森七菜、有村架純と波瑠より「視聴率稼いでる」!? 恋愛ドラマ『この恋あたためますか』で「ゴリ押し」批判終了か

2020/12/06 10:00
サイゾーウーマン編集部
『この恋あたためますか』(TBS系)公式サイトより

 有村架純主演の『姉ちゃんの恋人』(フジテレビ系)、波瑠主演の『#リモラブ~普通の恋は邪道~』(日本テレビ系)、森七菜主演の『この恋あたためますか』(TBS系)と、“冬の時代”と呼ばれて久しい恋愛ドラマが3作品も放送される今期の連続ドラマ。「旬のヒロインが主演にもかかわらず、視聴率は3作品ともオール1ケタ」(芸能ライター)という寂しい状況だという。

 今期の連ドラで、12月3日現在全回2ケタで推移しているのは、『監察医 朝顔』(フジテレビ系)、『7人の秘書 』(テレビ朝日系)、『危険なビーナス』(TBS系)の3作品のみ。『姉ちゃんの恋人』は初回こそ9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したが、第2回で6.2%に急落、以降7%台が続いている。一方の『リモラブ』も、初回8.7%を獲得後、7〜8%台で推移しており、「恋愛ドラマがヒットしにくい現状が露骨に数字に現れている」(同)という。

「『姉ちゃんの恋人』は有村が脚本家・岡田惠和とタッグを組んだ、2年ぶりの民放連ドラ主演作。相手役は人気・実力ともに申し分ない林遣都ということもあり、放送前は随分期待されたものですが、結局、数字的には大苦戦しています。実はこのドラマ、ネットでの評判は決して悪くなく、SNSでも絶賛コメントが多いのですが、第1話と第2話の導入部分に関しては評判がパッとせず、早いうちに脱落した視聴者が多かったのかもしれません」(同)

 ソーシャルネットワークから始まる恋を描いた『リモラブ』も『姉ちゃんの恋人』と同じくSNSでは好評の声が聞かれるといい、「初回で、波瑠演じる主人公の産業医・大桜美々のきつい性格に、視聴者から『共感できない』『好きになれない』などの声が噴出。しかし、ここ最近は『じわじわ面白くなってきた』との評価が目立つんです。最初に視聴者の心をもっとつかめていたら、数字が伸びていた可能性はあります」(同)という。

 そんな『姉ちゃんの恋人』『リモラブ』と比べると、健闘しているといえるのが『この恋あたためますか』。初回9.4%、第2話9.1%を記録した後、8%台が続いていたが、第6回が9.8%と2ケタ目前の数字を叩き出している。第7話では9.4%と微減したものの、最終回に向けて2ケタ獲得が期待できる唯一の恋愛ドラマといえそうだ。


「無気力なコンビニアルバイトの主人公・井上樹木が、コンビニスイーツの開発を通して仕事にやりがいを見いだし、コンビニチェーンの社長との立場を超えた恋愛を展開するというストーリー。森は以前から、ネット上で『華がなくて地味』『普通の子にしか見えない』などと評されることが多かったのですが、そこが“コンビニバイト”という役柄に馴染んだのかもしれません。また同作では、相手役の中村倫也や、仲野太賀の評判が高く、キャストの相性の良さも評価されているようです。最終回に向け、数字が伸びるといいのですが」(同)

 森はここ最近、菅田将暉主演ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)、連続テレビ小説『エール』(NHK総合)、岩井俊二監督の映画『ラストレター』など、話題作に続々出演を果たし、また今回も、一般的な知名度はまだそこまで高くないにもかかわらず、連ドラ初主演を射止めたとあって、「ゴリ押し」バッシングに見舞われているが……。

「ドラマの視聴率は、主演だけに左右されるものではありませんが、それでも、有村や波瑠よりも数字を稼いでいるともいえるわけですから、大したものですよ。ゴリ押し批判も今後は減っていくのではないでしょうか。今後、さらなる当たり役に出会えれば、女優としてまたランクアップするのでは?」(同)

 森には、アンチをも黙らせる活躍を期待したいものだ。

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最終更新:2020/12/06 10:00
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