「笑笑」で飲むなら「チャーシューエッグ」一択! モンテローザで“後悔しない”飲み方、みつけました
酒飲みになにかと嘲笑されているモンテローザの素敵なところを、勝手に探求していく当連載。今回は、魚民、白木屋と並ぶモンテの代表的“居楽屋”「笑笑」で泥酔してきました。
モンテローザ6軒目:「笑笑」
1999年1月に白木屋、魚民に続いてモンテローザの新業態としてオープンした笑笑。「女性に人気のバルなどワンランク上の専門店の料理を低価格で」「ワインやサワー、カクテルなどを木造りの和空間で楽しめる」というコンセプト(とはいえ、ラインナップが魚民とややかぶっていて、大きく差別化できていないようですが……)。
笑笑といえば、2017年に「わらわら九大学研都市駅店」の店長が月80時間以上の地獄の時間外労働で、過労死してしまった件が思い出されます。当時店長のいとこが、過労死を告発する漫画をインターネット上で発表し大きな話題になりました。遺族はモンテローザの対応に煮え切らない思いを抱えていたと報じられたのを見て、なんともやりきれない気持ちになりましたね……。
さて、気を取り直して笑笑の良いところを探していきたいと思います。
まずはアルコールから。特徴としては、完熟マンゴーやパインなどの果実サワー(458円、税抜/以下同)や、三ケ日みかんや白いちごなどの果実酒(450円)、モヒートなどのカクテル(398円)などコンセプト通り、女性ウケを狙ったアルコール類が多く揃っています。
ほかのアルコールは、生ビール中ジョッキ398円、ホッピーセット488円(中198円)、ジムビームハイボール398円、すりおろしレモンサワー398円、ウーロンハイ398円、グラスワイン298円、白鶴1合298円……と、激安ではないけど、チェーン居酒屋ではよくある価格帯。
ここは、1時間600円の飲み放題(店舗による)の利用がちょうどいいのかな……と。サワー2杯以上で元が取れます。ジムビームハイボール、サワー、ワイン、カクテルなどが飲み放題、さらにビール類なども飲み放題にしたければ+200円です。2時間1,200円、3時間1,700円の飲み放題も用意されてます。ただ、飲み放題とはいえお通し代400円がかかり、さらに1人300円以上の料理2品以上の注文が条件なので、結局安くても2,000円近くの会計にはなってしまうのですが……。
手っ取り早く酔いたければ、フランジアのワインボトル998円もまあまあのお手頃価格。コンビニ格安ワインの代表格なので、庶民に愛されている安心の味です。