[飲酒コラム]今日もモンテローザで飲んでます

「鳥貴族」を徹底オマージュ、どころかトリキ超え!? 「豊後高田どり酒場」もはや無双のカオス居酒屋だった【モンテローザで飲んでます】

2020/09/25 20:30
松子(ライター)

鳥貴族にはない“肉刺し”がある。タコさんウインナーからピザまである

 次は料理を……。高田どりはメニューのラインナップにも特徴があります。

フードメニューはこちら(C)サイゾーウーマン

 鳥貴族の定番人気メニューである貴族焼、よだれどり、山芋の鉄板焼き、キャベツ盛(おかわり無料)、とり釜飯、とり白湯めん、とり雑炊……などは、当然全部オマージュし、堂々とメニューに載せています。

塩ダレキャベツはおかわり自由(C)サイゾーウーマン

 
恐ろしいのは、寄せるだけではなく“トリキ超え”をしようと張り合っている様子がうかがえるところ。なんと、高田どりには“肉刺し”があるのです。焼鳥専門店において、とりわさや、タタキなどの生肉が置いてあるかどうかは、その店の鶏肉の鮮度を見極めるひとつの基準になります。

 どこよりも「鶏」にこだわっている鳥貴族が実現できなかった肉刺しを、4種類も導入してマウントを取るかのような高田どり。また、焼鳥屋の定番食でありながらなぜか鳥貴族に置いていない親子丼もちゃっかり用意しています。

とりわさ(C)サイゾーウーマン
鶏むね肉の生ハム(C)サイゾーウーマン


 高田どりの料理は、これだけでは終わりません。カレーライス、ピザ、キムチチャーハン、トルティーヤチップス、しめ鯖、煮込み、ハムカツ、赤ウインナー、とろろ蕎麦……などと、鶏料理とは全く関係のないメニューも揃うカオス状態なんです。

鳥貴族「280円均一」の経営哲学