果たして「売れる」のか?

『M 愛すべき人がいて』安斉かれん、無料CDで怒涛のプロモーション! アユ役で「イロモノ枠」に……音楽活動はイバラ道!?

2020/06/11 10:00
サイゾーウーマン編集部
『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)公式サイトより

 現在放送休止中の4月期土曜ナイトドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で主人公のアユを演じている安斉かれんが、最新シングル「FAKE NEWS REVOLUTION」を全国のタワーレコード限定で無料リリースした。

 短冊型の「8cmシングル」という懐かしい形態でリリースされる本作は、すでにサブスクリプション音楽ストリーミングサービスにて配信されており、エイベックスの公式YouTubeチャンネルでは4月1日よりミュージックビデオも公開。動画の再生数は200万回に到達しそうな勢いである。

 安斉といえば、『M 愛すべき人がいて』で演技初挑戦にして主演に抜てきされたことで一躍、脚光を浴びることに。同ドラマのプロモーションインタビューでは「まさか自分がお芝居をすることになるとは思わなくて。びっくりしました」「音楽は自分を出すものだけれど、お芝居は誰かを演じ切らなければいけない。難しいなと思いました」と戸惑いや不安を明かしつつ、「現場で受ける刺激がスゴい。みなさん役に入り込んでいて、そこに参加することで自分も熱くなっていくのがわかる。そんな体験は初めて。ガチで熱くなっています!」とドラマの制作現場で充実した日々を過ごしているようだ。

「演技初挑戦の安斉に、視聴者からは『大根役者』『棒演技すぎる』との指摘が噴出しているのですが、ドラマの内容自体がコントのような仕上がりになっているため『いろんな意味で笑える』『内容がぶっ飛んでるし、何よりセリフの棒読みも相まって面白い』『安斉かれんの演技の泥くささは、あゆに近い感じがする』と、逆に“拙い演技だからこそ”の高評価を得ているんです。もともと演技で勝負する女優ではないため、演技力についての賛否が出るのはある程度想定していたでしょうし、安斉の知名度を上げるという意味では大成功したのでは」(芸能ライター)

 ただ、今回CDを無料リリースしたことについては「エイベックスが、彼女の本業である歌手活動を大々的にプロモーションしだしたのでしょうが、険しい道のりになりそう」(同)という。


「コント的なドラマの主演を務めたことで、安斉に『おもしろ枠』『イロモノ枠』のイメージを持った視聴者も少なくありません。アーティストとしての安斉は、クールで現代的なイメージだったものの、それとは真逆のイメージで上塗りされてしまったため、デビュー当初の路線でブレークするのは難しい可能性も。本人がコミカルなイメージを逆手に取り、歌手活動に生かすつもりなら話は別ですが……」(同)

 新型コロナウイルスの影響で、撮影スケジュールが変更になり放送延期となっていたものの、6月13日から放送再開となる『M 愛すべき人がいて』。安斉にとって出世作となるのか、それとも黒歴史となるのか。

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最終更新:2020/06/11 10:00
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