コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第501回】
財務省職員自殺も「大したことない」、芸能人とイベント三昧――日本の政権を握る恐ろしい夫妻
2020/03/31 21:00
そんな「女性セブン」がもうひとつのスクープを。それがオスカープロモーションの大女優・米倉涼子の3月いっぱいでの事務所独立だ。記事によるとその理由は米倉と事務所の方向性の違いだという。米倉自身はもっと海外進出したいが、事務所は国内志向。さらに、主演ドラマ『ドクターX』(テレビ朝日系)シリーズは、イメージがつきすぎるという米倉の危惧を事務所はスルー。テレ朝以外のオファーを事務所が勝手に断ったこともあったらしい。
また米倉独立に関し、同日発売の「週刊新潮」(新潮社)も記事にしているが、そこにはオスカー社長で米倉の育ての親である古賀誠一氏が会長に退くこと、そして後任の娘婿との確執も独立の理由として指摘されている。
2誌が取材に動くなか、発売前にオスカーは米倉独立を公表したが、それもまあ“お約束”(笑)。そして「セブン」もまた “お約束”のように独立タレントに“収入減”や“一定期間の芸能界活動休止ペナルティ”などのデメリットを指摘、日本の芸能事務所システムを、こう擁護している。
「素人時代から膨大なお金と時間をかけて成長させたのに、ようやく稼げるようになった途端に独立されたら、経営がまったく成り立たない」
独立後の米倉が“芸能界の掟”を突破できるか否か、注目だ。
大きな衝撃だった志村けんのコロナウイルス感染での死去。「女性自身」ではその一報は間に合わなかったが、志村の闘病や出演予定だった朝ドラの影響を報じている。そこには一枚の写真が。志村が2月28日、都内のいきつけのスパに向かう姿だ。黒いマスクをして歩く志村。それから1カ月もたたず亡くなってしまうとは誰が想像しただろう。この志村の姿を見ると、この感染症の恐ろしさをまざまざと思い知らされる。
最終更新:2020/03/31 21:06