コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第500回】

嵐の新国立競技場ライブに好意的な「女性自身」、コロナ問題の最中でもジャニーズ忖度!?

2020/03/24 21:00
神林広恵(ライター)

 そんな「自身」に代わり、今週は「週刊女性」が健闘している。タイトルからもわかるように、コロナ感染拡大で危機的状況にある日本だが、むしろ「安倍政権が長引いていることこそがこの国の本当の危機なのではないだろうか」として、これまでの安倍首相の“失策”や“愚策”、周囲の“忖度”について切り込んでいる。

 だが笑ったのがこの記事に、“あのジャーナリスト”須田慎一郎氏が登場し、安倍首相批判をしていることだ。というのもこの須田氏、安倍首相を絶賛し、不祥事を擁護し、ネトウヨ丸出しの言動を繰り返していた人物。その功績からか、自身のラジオ番組に安倍首相が登場したことさえもある“安倍シンパ”だったから。

 そんな須田氏だったが、今回、歴代の元首相たちの功績を解説した上で、返す刀のようにこう言い放っている。

「じゃあ、安倍さんは何をしたの? というと標語を発表するばかりで、達成できたのか検証もないまま次から次へと政策の看板をかけ替えている」「ある婦人団体は自民党に“一刻も早く総理をお辞めになってください”と手紙を出したそうです」

 コロナ騒動で、お友達も寝返った!?

 申し訳ないが次もコロナ。今年2月に報じられた米倉涼子の熱愛。お相手はアルゼンチンタンゴの先生だが、この男性、アルゼンチンに一時帰国、そしてコロナ騒動で日本の再入国が困難な状況に陥ってしまったらしい。そのため米倉の「表情はどこか寂しげ」だと「自身」が報じている。芸能記事もコロナだらけ――。

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2020/03/24 21:00
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