サイゾーウーマンコラムコスプレイヤー、“業界の闇”を大暴露! コラム 【連載】現役コスプレイヤーが“業界の闇”ぶっちゃけます。 1日100万円稼いだコスプレイヤー、“業界の闇”を大暴露! 「豊胸&マンすじ見せ」で人気になれる!? 2020/02/15 18:00 椎名蜜(ライター) 現役コスプレイヤーが“業界の闇”ぶっちゃけます。 カネと欲望が渦巻くコスプレ業界――40代“現役”コスプレイヤー・椎名蜜が、業界の闇をぶっちゃけます! みなさんはじめまして、椎名蜜(しいな・みつ)と申します。現在40代ですが、まだ細々とコスプレをしています。 世間一般的にコスプレといえば、どんなイメージを持つ人が多いでしょうか? 昔は「大人のプレイ」というイメージが強かったかもしれませんが、今はメディアの影響か、「アニメやゲームのキャラクター衣装を身にまとって楽しむ、オタクの趣味」と広く認知されているのではないでしょうか。 私も最初は、ゲーム好きの趣味が高じてコスプレを始めました。自分で衣装を制作して、鏡の前でポーズの練習をし、東京ビッグサイトなどで行われるコスプレイベントに出かけ、そこで同じ趣味の仲間をつくるのが楽しかったです。コスプレイヤーを撮影するカメラマン(カメラ小僧=「カメコ」と呼ばれます)から、「ホームページはないの?」と言われたことがきっかけで(この頃は、今ほどSNSが普及していなかったです)、自分のコスプレ写真を見てもらうため、同じ趣味を持つ人と交流するために、インスタグラムの感覚でホームページを立ち上げました。すると、界隈の人から多数声がかかり、雑誌やネット番組、映画にも出演させていただき、グラビアアイドル的な活動もしました。 その頃、コスプレ活動に支障が出るからと、勤めていた会社を退職。まともな社会との唯一の接点を、なぜ自ら断ち切ってしまったのか悔やまれますが、今、過去の自分を振り返ってみると、「ちやほやされるのがうれしかった」のだと思います。30歳を越えてから、内面的なものが人の魅力・価値につながると気づきましたが、当時は自分自身を売り物にして、とにかく「いいね!」と反応してほしかったのです。それはもう、病的なまでに……。 次のページ 豊胸もマンすじ見せも、すべては「写真集を売るため」! 123次のページ 楽天 COSPLAY MODE (コスプレイモード) 2020年 03月号 関連記事 漫画、アニメ……2次元にハマってゴミだらけ! ヲタ活に時間を“全振り”する30女の汚部屋Twitterで暴言、人気作品をパクリ、匿名で中傷……「ラノベ作家」過去の“不祥事”3件「なろう系」は常識欠如!? 『二度目の人生を異世界で』にみる、ラノベの危うい“作者”事情『ポプテピピック』“声優のムダ遣い”じゃなかった!? “毎話交代”でも低コストのウラ事情「磯野家は浮世離れしてる」「工藤新一を見たい」そろそろ終了してほしいご長寿アニメランキング