大コケしないことを祈る……

向井理『10の秘密』初回8.9%! 「『あな番』みたい」の視聴者評も「弱い」と言われるワケ

2020/01/15 17:25
サイゾーウーマン編集部
『10の秘密』(フジテレビ系)公式サイトより

 1月14日、向井理主演の連続ドラマ『10の秘密』(フジテレビ系)がスタートし、初回平均視聴率は8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。向井の民放連ドラ主演は2016年放送の『神の舌を持つ男』(TBS系)以来だが、「『10の秘密』で“挽回”できなければ後がない」(芸能ライター)と言われているという。

「同ドラマは、ある“秘密”を抱えた主人公のシングルファザー・白河圭太(向井)が事件に巻き込まれていく本格サスペンス。第1話では、圭太が誘拐された14歳の娘・瞳(山田杏奈)を探す中で、元妻・仙台由貴子(仲間由紀恵)が秘密を抱えていること、また良好な“父娘関係”を築いていたはずの瞳にも秘密がある可能性も浮上する……という内容でした」(同)

 ほかの出演者は仲里依紗やジャニーズJr.内ユニット・SixTONESの松村北斗、佐野史郎、渡部篤郎といった顔ぶれで、ネット上には放送前より「豪華キャストで楽しみ!」との声が寄せられていた。

「一方、放送が始まると『向井は“お父さん役”より、“お兄さん役”の方が合ってたかも』『向井はシリアスなドラマより、イケメンを武器にできる作品の方が視聴者ウケする』などネガティブな書き込みも。実際、向井は昨年4月期に出演した『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)で、吉高由里子が演じた主人公の“元カレ役”が大好評だったんです」(同)

 ちなみに、向井は同ドラマの公式サイトで「秘密が多いドラマなので、1時間の楽しみだけではなく、放送中に出た“宿題”を次の週の火曜日(放送日)までに考えていただくような作品にできれば」とコメント。初回の放送後には「“犯人探し”をする感じが『あな番』に似てる」「みんな怪しく見えるのが『あな番』っぽい」「『あな番』みたいなネットの盛り上がりを狙っていそう」と、昨年4~7月期に放送された『あなたの番です』(日本テレビ系)と比べる声が上がっている。


「『10の秘密』が、“犯人探し”でネットユーザーを夢中にさせた『あな番』を意識しているのは明らかでしょう。しかし、『あな番』に比べて『インパクトが弱い』『「10の秘密」は初回のインパクトが物足りない』という指摘も。視聴率の面でいうと『あな番』の初回は8.3%からスタートし、最終回に19.4%まで視聴率を伸ばしたため、『10の秘密』も今後伸びる可能性がありますが、今のところネット評は微妙です」(同)

 しかし、向井は「同作で絶対に爪痕を残す必要がある」(同)ようだ。

「前回の主演作『神の舌を持つ男』は全話平均視聴率が5.6%の“大爆死”で、業界内ではその時点で『ゴールデンプライム連ドラの主演はもう無理だろう』と言われていたんです。そんな向井が名誉挽回するチャンスとなった『10の秘密』だけに、ここで“復活”できるか否かは非常に重要。『10の秘密』がコケた場合、“低視聴率俳優”のイメージ定着は免れません」(同)

 果たして向井は、『10の秘密』を盛り上げていくことができるだろうか。

サイゾーウーマン編集部

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最終更新:2020/02/17 16:54
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