サイゾーウーマン芸能テレビ視聴率『いだてん』大コケ回避できなかった理由 芸能 サイゾーウーマン世論調査 NHK大河『いだてん』どうしたら大コケ回避できた? 「のん起用」「時間帯変更」視聴者の声 2019/12/19 15:35 サイゾーウーマン編集部 ドラマ芸能ウラ情報 ストーリー展開をわかりやすくする 最も多かった意見は「わかりづらい」の一言。ストーリーの流れについていけず、脱落者が増えたことも視聴率低下の一因になっていたようだ。 ・時間の経過がわかりづらい印象を受けました。最初のうちはゆっくりと時間が経過していたのに、かなり時間の進行が速くなり、少し混乱する部分がありました。時間経過をわかりやすく明確にすれば、視聴率は上がったと思います。(30代/男性/派遣社員) ・場面や時代が飛んでしまうので、とてもわかりにくかった。大河ドラマはお年寄りが多く見るので、わかりやすくした方がよかったのでは。(20代/女性/無職) ・相関図や年表を取り入れて、どの年代のどんな話題の回かを簡単に説明すべきだった。続けて見ていなかったり、見ようか迷っていたりする人にも優しいと思う。(20代/女性/派遣社員) ・時代があっち行ったりこっち行ったりしすぎるのをやめてほしかった。話がわかりづらく、見ていて疲れました。(40代/男性/正社員) ・戦国などのわかりやすい激動の時代でもなく、命の危機があるような設定でもない。ゆえに「何を目指して頑張っているのか」という点がわかりづらかった。話がどこに向かっているのか、登場人物の原動力はなにかを開示すると、とっつきやすかったと考えます。(20代/男性/正社員) スピンオフやメイキングで“ドラマの裏側”を見せる 当時の時代背景やストーリーでは語られない脇役の人生など、“ドラマの裏側”を知りたいという声が多数。 ・主人公以外のキャストに焦点を当てて、その人物の過去や日常を描くとよかった。(30代/男性/無職) ・昭和史自体をあまり知らない人が多いのも視聴率が低い理由だと思う。時代背景にある政治史などを、『いだてん』の出演者を交えて解説してくれる番組があればよかったのでは。(40代/女性/パート・アルバイト) ・『メイキングオブいだてん』を放送して、その背景を視聴者に伝えれば視聴率アップにつながったと思う。(40代/女性/正社員) 地道な番宣をする タイアップや出演者のイベント参加などで認知度を上げ、これまで大河ドラマに興味がなかった層も取り込んで視聴率アップを狙うとよかったという声も。 ・『チコちゃんに叱られる!』などの番組に、日頃あまりバラエティに出ない俳優さんが出て演技以外の表情を見せると、興味を増して視聴してみたいと思ったのではないかと思います。(40代/女性/個人事業主) ・市町村とタイアップして、ロケ地巡りを推奨すればよかったと思う。(40代/男性/正社員) ・ストーリーそのものは面白いのですが、番組紹介などがあまり芳しい感じではなく、せっかくの面白さが伝わってきません。もっと内容に踏み込んだ紹介をした方が良いと感じます。(40代/女性/無職) ・内容的には大変面白いのに、大河ドラマを見ている層(中高年)には合わないから視聴率が上がらなかったのでは。逆に今まで大河ドラマを見ていなかった若い人に積極的にアプローチするべきだった。(30代/女性/個人事業主) 重たい話題だけに見やすい演出を 1年間見続けるには、ストーリーが暗く、離脱した視聴者も散見された。重い話題をはねのけるような演出があれば、ここまで視聴率は下がらなかったかもしれない。 ・スポットを当てている時代が時代なだけに、多少重い内容にならざるを得ないのはわかりますが……。題名とギャップのある重い展開・考えさせられる話を、日曜のあの時間帯に見るのはちょっとしんどいです。もっと展開が明るいとか、セットや画面全体の色合いを明るくするとか、見ていてストレートに元気が出る内容が増えるとよかった。(30代/女性/専業主婦) ・もっと華やかさが加わればいいなと思います。(50代/女性/専業主婦) ・毎話、単調のような気がした。もう少し話に抑揚をつけた方が、視聴者も『いだてん』の世界観に引きこまれたと思う。(20代/女性/学生) ・話の展開をもっとテンポよく、飽きにくいようにすれば、人気が出たと思います。(20代/女性/正社員)次のページ 余計な演出をしない 前のページ123次のページ 楽天 いだてん 完結編(3) 関連記事 坂上忍、MCとしての視聴者評価は? 「薄っぺらい」「毒舌だけど思いやりも」100人に本音調査「ふるさと納税」利用者がおすすめする自治体と返礼品は? 「肉」「海産物」……100人に本音調査『いだてん』NHK大河ドラマワースト更新も“高評価”! 一方、最後まで不評だったキャストは?川島海荷、『いだてん』出演中に“接触事故”報道……「仕事減りそう」「運なさすぎ」の声『いだてん』阿部サダヲ、交通事故で「タブー破り」発覚――“当て逃げ”疑惑も浮上の窮地