アラフォー女子・セブ島留学のリアル

フィリピンの魔女が作った“惚れ薬(ラブポーション)”、伝説の効果を41歳婚活ライターが検証!

2019/12/05 15:00
白戸ミフル

惚れ薬をふりかけ、3人とデートしてみた!

 というわけで、鼻息荒く惚れ薬をふりかけ、3人とデートしてまいりました!

■1人目:日本人起業家
 最初にデートしたのは、学校の下のレストランで知り合った、イケメン日本人起業家(32歳)でした。彼は元々、水産業で起業をしたという、珍しい経歴の持ち主ですが最近、日本と海外をつなぐ人材派遣の会社を起業し、世界中で仕事をしているようです。なのでセブに滞在している期間も短く、デートも月曜しかできないという、タイミングの悪さ(泣)。

 そんな彼とは、セブの山側に位置し、キレイな夜景を見渡せる「Rumah Highlands Hotel(ルマーハイランズホテル)」のルーフトップにあるレストランで食事をしました。楽しい時間を過ごせたのですが、今後もアジアを中心にしばらく海外を飛び回る予定だそうで、結婚願望は現状ナイとのこと。いくらイケメンでも、結婚願望がない人では萎えます(泣)。なので「月曜だし……」と2軒目のお誘いは断り、とっとと寮に帰りました! 

■2人目:韓国人起業家
 次にデートしたのは、バーで知り合ったイケメン韓国人起業家(29歳)です。彼は元々スキーやサーフィンのインストラクターをしていたようですが、今年から独立してパーソナルトレーニングジムをマニラで経営しているようです。セブには遊びで来ていたとか。


 実は2週目の週末はマニラ旅行を予定していた筆者、うれしい偶然でマニラデートを実現できました。マニラではスペイン統治時代の最古の建造物が残るイントラムロスを散歩したり、巨大モールで買い物したり、オシャレなレストランで食事したりと、とても楽しい時間を過ごせました。彼は「マニラが好きだから、ずっとここで仕事をしていきたい」と言っていて、そこまでマニラに思い入れを持てなかった私は「一緒になることは難しいかも……」と思ってしまいました。

3人目:韓国人経営者
 そしてラストは、クラブで知り合った旅行代理店を経営するセブ在住のイケメン韓国人(31歳)です。彼とは、セブシティ中心部の巨大モールの横に位置するタワーの屋上にあり、セブ中心部の夜景を楽しめる「Blue Elephant(ブルーエレファント)」というタイ料理レストランで食事をしました。夜景の見えるレストランで初デートは全世界共通ですね。

 オシャベリな彼と過ごす時間はとても楽しく、2軒目はバーに行き、イエーガーマイスターのレッドブル割り(韓国スタイル!? とのこと)をひたすら飲んで、少し酔いがまわってきたな……と思っていたら、彼が真剣な顔をして「話を聞いてほしい」と言ってきました。

「僕らの出会いは運命だと思うんだ」(ドッキューン!! でもその心は?)
「僕らが初めて会ったクラブはフィリピーノが多いし、外人との出会いはレアだと思う」(まぁ確かに)
「しかも僕は将来、日本に住みたいくらい日本と日本人が好きなんだ」(それはうれしい)
「極めつきに、僕は朝晩関係なく毎日仕事に追われているけど、今日だってたまたま時間が取れて君と会うことができたし」(なるほど、なるほど)

 そしてトドメに「来年から日本で働く予定もあるし、必ず会いに行くから!」。という訳で、これがもし惚れ薬の効果だとしたら、その持続性が気になるところですね。ほのかに期待しながら、待ちたいと思います。


セブ島 フィリピン ララチッタ/JTBパブリッシング