[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

小学4年生の娘の周囲がいよいよ中学受験モードに! 習い事の先生も厳しい言葉を連発

2019/10/21 19:00
叶井俊太郎
小学4年生の娘の周囲がいよいよ中学受験モードに! 習い事の先生も厳しい言葉を連発の画像1
(C)倉田真由美

 気づけば、娘ココは小学4年生の後半に入ってきました。ココが通っている公立小学校は、毎年学年の半分以上が中学受験をしています。受験のための塾通いが4年生から始まっていて、早い子だと3年生の時点で通い始めているみたい。ココも中学受験をしたいと言っていますが、今のところは学習塾には行っていません。

 クラスメイト28人のうち、半分以上はすでに学習塾に通っているらしい。塾に通わせているママ友に聞いた話だと、「栄光ゼミナール」「SAPIX」「伸芽’Sクラブ」「個別教室のトライ」が人気らしい。そのママ友の子どもは「SAPIX」に週3回通っているんですが、毎回宿題が教科書1冊分ほど出るんだって! それが週3だよ? 1日で終わる量じゃない! 学校の宿題もあるのに、マジで「勉強漬け」になる。塾の時間も18~21時だし、このスケジュールだと土日も勉強することに。

 ココが通っているバレエ教室でも、子どもたちが最近よく辞めています。理由を聞くと、「受験のための塾が忙しく、バレエに通えない」というじゃないか! こんなふうに、周りが徐々に受験モードに。塾通いしている子とは、今までみたいに放課後や土日に遊べなくなってるから、友達付き合いも変わってくるんだろうな。

 ココは「私は5年生になったら塾に行くから!」と言っていますが、週3回、教科書1冊分の宿題をやることできるか? 今のココを見ていると、「絶対にやらない」と断言できます。宿題はきちんとやるが、それ以外の勉強は全然興味ない感じ。学校のテストでは、よく100点を取ってきているから頭はいいのかもと思っていたら、妻くらたまいわく「ココは中の上だよ。 受験に向いているかといえば、向いてないかも。最低、クラスの5番以内に入らないと!」と厳しいご意見。オレからすると、「中の上」は天才レベルだけどさ……。

 現状ココの習い事の中で、勉強するものは英語と化学実験教室で、どちらも1年生から通ってます。先日、珍しく英語の先生からメールが来ました。なんでも、英語スピーチの発表会で毎回ココが言葉に詰まって泣いてしまうそう。「詰まったら『忘れました!』と言ってくれればいいんですけど、もし本人が英語の勉強がつらいのであれば、辞めていただいても大丈夫です」といった内容。ココは完璧主義なのか、できなくて悔しいのか。それにしても泣かなくていいのになあ。


 バドミントンの試合でも、自分が劣勢になり始めると毎回泣く。なので、試合を中断することになるんですよね。コーチからは「泣くなら試合が終わってからにしろ! 途中で泣くと相手にも失礼だろう!」と怒られてます。オレも負けてかわいそうと思いながら、「試合中は泣かないようにしような」と言い聞かせてるけど、全然治らないんです。

 英語スピーチの件について、ココに聞いてみました。「英語教室がつまらないの? イヤだったら辞めてもいいよ」「やだ! 楽しいから行ってるに決まってんじゃん」。なので、「スピーチで泣かないように」とは言わないでおきました。注意されたこと自体を気にして泣くかもしれないから。英語の先生には、「本人は英語教室が楽しく続けたいと言ってますので、引き続きよろしくお願いします。バドミントンの試合でも負けると泣くので、多分できなくて悔しいのだと思います」とメールしておきました。まあ、これで当面は大丈夫かな?

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