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渋谷すばる、初アルバムが初日5万枚売り上げ! ジャニーズ退所組では「優秀な成績」

2019/10/10 08:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
渋谷すばる公式サイトより

 元関ジャニ∞・渋谷すばるのファーストアルバム『二歳』が、10月8日付のオリコンデイリーアルバムランキングで初登場首位を獲得。売り上げは5万4,421枚で、同日発売のスピッツや、Official髭男dismの新作を上回る好スタートを切った。

 昨年4月にグループ脱退およびジャニーズ事務所退所を発表した渋谷。事務所には同年末まで所属していたが、7月8日の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)が関ジャニ∞として最後のテレビ出演となった。そして今年4月、ワーナーミュージック・ジャパン内に自主レーベル「World art」を立ち上げ、全曲にわたって作詞・作曲・編曲を手掛けたというこだわりのアルバム『二歳』をリリース。世界を旅しながら作った楽曲などが収録されており、販売形態は、初回限定盤、通常盤、アナログ盤(LP2枚組)の3種となっている。

「渋谷は、関ジャニ∞時代に主演を務めた映画『味園ユニバース』の主題歌『記憶/ココロオドレバ』(15年2月11日発売)で、ソロデビューを経験済みです。このシングルは、発売初日に5万7,983枚を売り上げ、週間ランキング発表時点で10.1万枚まで伸びていました。今回の退所後初となるアルバム『二歳』は初日に5万4,421枚を売り上げているため、シングル・アルバムの違いはあるものの、4年前と同等の数字をキープできていることになります。今作は、グループ脱退後も渋谷を応援する根強いファンが頑張って複数枚購入した可能性はありますが、シングルよりも単価が高いアルバムで、5万台は上々の滑り出しでしょう」(ジャニーズに詳しい記者)

 10月8日付ランキングの2位はスピッツの「見っけ」で、売り上げは4万7,009枚、3位のOfficial髭男dismの『Traveler』は4万2,091枚。ソロアーティストの渋谷はこれらを飛び越え、堂々の1位に輝いた。

「14年2月にジャニーズを退所した元KAT-TUNの赤西仁は、インディーズでシングルやアルバムをリリースしていましたが、17年に主宰レーベル『Go Good Records』と、ユニバーサルミュージックが業務提携を結び、同年12月に第1弾アルバム『Blessed』をリリース。こちらは週間ランキングで4位に入り、3万1,664枚という結果でした。また、今年5月発売のアルバム『THANK YOU』は週間2位で2万280枚。同じく、KAT-TUN脱退後にソロアーティストになった田口淳之介のアルバム『DIMENSIONS』(17年9月発売)は週間記録で3,000万台でした。渋谷の『二歳』は近年の元ジャニーズ退所組のソロアルバムと比較しても、かなり優秀な成績と言えるでしょう」(同)


 渋谷は10月8日と9日に、大阪と東京で初のファンクラブイベント「babu会 vol.0」を開催。ファンクラブ会員を抽選で無料招待するもので、初回限定特典DVDに入っている映像を鑑賞する上映会だったという。

「イベントの当選結果が明らかになった後、一部の過激なファンの間では『babu会にすばるファン以外のエイターは来ないで』『エイター(関ジャニ∞ファン)は応募するな』といった暴言がSNS上に書き込まれていたとか。こうした関ジャニ∞ファン、渋谷ファンのわずかないざこざはあったようですが、『babu会』当選者によると、8日の初日は渋谷がサプライズ登場し、ファンを驚かせたそう。参加者からは『本人は来ないと思いながらも期待してたら登場! 涙がボロボロ出た』『姿を見せてくれて、歌声を聞かせてくれてありがとう』『すばるくんがそこにいた。2曲だけ歌って去っていく背中がめちゃめちゃかっこよくて涙が出た』と、感激の声が上がっていました」(同)

 また、渋谷に関しては18年6月30日まで放送されていたラジオ番組『関ジャニ∞渋谷すばるのスバラジ』(NACK5)が公式YouTubeで復活。10月9日に「YouTubeラジオ『渋谷すばるのスバラじ』1」が公開され、再生回数は同日午後7時台で4万台を突破するなど、大きな話題になっている。

 同じく元関ジャニ∞メンバーでは、9月末をもって関ジャニ∞を辞めた錦戸亮が12月に第1弾アルバム『NOMAD』をリリース予定。こちらの売り上げにも注目が集まる。


最終更新:2019/10/10 08:00
渋谷すばる/二歳(通常盤/CDのみ)
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