[ジャニーズ・メディアの裏側]

錦戸亮、関ジャニ∞脱退・退所後は“いばらの道”? 「音楽活動に打ち込むしかない」と言われるワケ

2019/09/19 12:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
「僕なりのエンターテイメント」って何だろう?

 9月19日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、錦戸亮の脱退に揺れる関ジャニ∞について報じている。以前からささやかれる“解散危機”にも触れているが、一方で業界関係者からは「ソロとなる錦戸にも、いばらの道が待っているだろう」と指摘されているようだ。

「ジャニーズ事務所は9月5日、同月末での錦戸のグループ脱退および事務所退所を発表。関ジャニ∞からは昨年、渋谷すばるが脱退・退所しており、ファンの間では『このままではグループが解散するのではないか』と心配されています。そんな中『文春』は、解散する場合、各所の調整などで『五年はかかる』という事務所幹部の見解を紹介。一方で錦戸については、グループで孤立して事務所を辞めるまでになったが、すでに個人事務所やホームページ、ファンクラブの準備が進んでいるとしています」(スポーツ紙記者)

 また同誌は、故ジャニー喜多川氏のお別れの会が行われた9月4日の翌日、すぐさま錦戸の脱退・退所が発表されたことや、会見などが開かれなかったことにも着目している。

「特に、渋谷の時はメンバーが集まって涙ながらの会見が開かれたのに、錦戸にはそのような場が設けられなかったことには違和感しかありません。もはやこうなると“追放”のようにも見えます」(同)

 そんな錦戸は、退所を報告するコメントの中で「僕なりのエンターテイメントとは何なのかを、改めて考え、これからも発信し、恩返しできるように努めていきたい」と、今後も芸能活動を続けることを示唆。一部報道では、大手プロダクションから引く手あまたとも言われているが……。


「ここ最近の“退所タレント”の中でも、不穏な辞め方をした錦戸を、積極的に引き入れようと思う大手プロは存在しないのでは。錦戸を所属させることで、ジャニーズの恨みを買いかねませんからね。テレビ局にしても、錦戸を起用して良いことはあまりないように感じます。ジャニーズは、7月に公正取引委員会から注意を受けているので、錦戸の活動を徹底的に妨害するような “圧力”はかけないでしょうが、やはり錦戸を起用しようとするテレビ局に対して、良い顔はしない。たとえ、局が錦戸に出演オファーをしたとしても、共演者探しに苦労しそうという点も捨て置けません。『うちのタレントが錦戸と共演したことで、万が一ジャニーズから睨まれたら……』と、他事務所の関係者も逃げ腰になりそうです」(芸能プロ関係者)

 こうした業界内の事情により、錦戸は今後、「テレビ出演は厳しい」状況に立たされそうだ。

「テレビが厳しいとなると、映画、舞台……あとは音楽活動に力を入れるという選択肢もあります。レコード会社は、業界内のしがらみにとらわれにくい面があるため、渋谷や元KAT-TUN・赤西仁、田口淳之介なども、メジャーデビューが可能でした」(同)

 「文春」では、ジャニーズ時代と異なり、ファンクラブの収益がほとんどそのまま自分の懐に入ってくるようになるため、錦戸は「独立後も十分にやっていける」と指摘されていた。しかしそれ以上を求めるなら、「やはりハレーションの少ない音楽活動に打ち込むしかない。しかし、それはジャニーズやメンバーと敵対してまで錦戸がやりたかったことなのか」(同)との声も。退所後、錦戸がどのような道を進むのか、見守っていきたい。

最終更新:2019/09/19 12:00
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