30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

玄関まわりの収納メソッド! 靴があふれた下駄箱と“使えない”収納庫をスッキリ解決!

2019/08/12 19:30
伊藤まき

20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩004-12:靴が捨てられず玄関を圧迫】(Kさん・37歳)

 今週も、中野区に住むKさん(37歳)宅からお届けします。溢れたモノを片付けるときは、「一気にすべて」やり遂げましょう。その人の性格に合わせて、毎日数分というメソッドもありますが、苦手なコトは「すぐ、片を付ける」ほうが重荷になりません。というわけで、今回は「靴の整理」を含めた玄関編です。

[Before]靴=50足、傘=14本

 下駄箱に入っていたモノを、「ぜんぶ出し」した1枚です。詰め込んだ数は、靴50足、傘14本でした。ほか、シューズホルダー、自転車グッズ、工具類などもドッサリ! ここから、「1年以上履いていない」「劣化している」「足に合わない(痛い)」などネガティブな思いが宿るモノを処分します。


[After]必要とした数は靴=30足、傘=6本

 Kさんが必要とした数は、靴30足、傘6本でした。この断捨離をきっかけに、「モノを買わない生活をしたい」とKさん。残した数は多めですが、靴を履きつぶす覚悟で選んでくれました。断捨離後、今後の買い物に「慎重になる」ほど、片付けの効果を得たことになります。とてもうれしい一言です。

 玄関は「幸運を招く“気”の入り口」なので、何も置かずに清潔感をキープしましょう。Kさんの下駄箱(共有)はサイズが大きかったので30足残せましたが、小さな下駄箱ならそこに収まる量を目指したいですね。