【ジャニーズJr.チャンネル便り】

Travis Japanに「つまらなすぎ」と批判、Jr.集合のドラマ企画にも賛否【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2019/08/04 21:00
中村チズ子

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)SixTONES(金曜)東京B少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、7月25日~8月1日公開の動画をチェックします!

Travis Japan、一般人インタビュー企画で酷評相次ぐ

 25日の動画は「Travis Japan【あなたの部活は?】鎌倉で大捜査!チームバトル」で、前週に続き神奈川県・鎌倉の小町通りにてロケを行っている。今回は、鎌倉に来ている人が学生時代にやっていた部活動を7つ予想した上で、街頭インタビューを実施。二手に分かれ、先に指定の7つを見つけ出したチームが勝ちとなる。組み合わせはチーム宮近(宮近海斗・松倉海斗・七五三掛龍也)と、チーム川島(川島如恵留・松田元太・吉澤閑也・中村海人)。どの部活に絞るか相談し合う中、メンバーの部活経験が明らかになる場面も。川島が「中学はサッカー部で、高校は茶道部と馬術部」と振り返ると、松田はサッカー部、吉澤がバスケットボール部だったと報告。

 チーム川島は中村のみ「万年、帰宅部」と答えていたが、相手チームの宮近も帰宅部だったとのこと。七五三掛が中学時代に軟式テニス部に所属し、松倉はバレーボール部でリベロを担当していたといい、「結構、レシーブでチームを守ってました」と誇らしげに話した。シンキングタイムを終えると、2チームとも「野球部」「バスケ部」「サッカー部」「吹奏楽部」「バレー部」は一致しており、それぞれ残る2つは「茶道部」「水泳部」(チーム川島)と、「テニス部」「陸上部」(チーム宮近)をピックアップ。

 2組が別行動を始めて聞き込み調査すると、4人体制のチーム川島はさっそくカップルらしき男女に目をつけ、「お時間ってよろしいですか? YouTubeなんですけど」(吉澤)「もしよかったら、ご協力いただけたらなと思います。よろしくお願いします」(川島)と、丁重にお願いした。いきなりサッカー部、バレー部をクリアし、幸先良いスタートを切ったチーム川島。しかし、以降はなかなか取材に応じてもらえず、苦戦が続いたよう。断られ続けても果敢にアタックする彼らとは対照的に、宮近&松倉は“シャイ”な性格。1発目で野球部だった男性に出会えたものの、浮かない表情の宮近は「ムズいよね……人見知りだから」と、本音を漏らした。


 同じく、松倉の消極的な雰囲気を察した七五三掛は「えっと、YouTubeの撮影で、えっと……学生時代に何を……学生時代にやっていた部活をアンケートして聞いているって、ちゃんと言えば大丈夫」と、声がけの予行演習。チームを引っ張ろうとする姿勢に男気を感じる一幕であり、松倉も「頼む、シメ!」と、すがった。しかし、なかなかうまく進まず、7分20秒頃には「これ、しんどいぞ……」と、宮近が弱音を吐く場面も。かたや、もう1組は川島が「すみません、ジャニーズJr.というものなんですけれども。今、お時間よろしいでしょうか?」「今、YouTubeの撮影をしておりまして……」などと丁寧な言葉遣いで次々とオファーしていった。

 以降、松倉が人力車のスタッフに尋ねる案を思いついた一方、中村は「お店の人に聞くのもアリなんじゃない?」と切り出し、すぐさま実行。茶道部狙いで和菓子屋に突撃した時は、宮近たちが偶然通りかかり、“おこぼれ”でテニスをクリアした。この段階でチーム川島は3ポイント、チーム宮近が4ポイントでリードしていたところ、松田が目をつけた4人組のおかげで、チーム川島が一気にお題をコンプリート。最後に全員が再集合すると、負けた宮近はさほど悔しくないようで、「敗因は人見知りだよね」と、お疲れモードだった。敗者は罰ゲームが予定されているが、内容はファンの意見を参考にするといい、概要欄には「体力的なモノから精神的なモノまで、幅広く募集中」と、記載されている。

 そんな今回の鎌倉ロケについて、ネット上の反応は実にシビアだ。多くのファンは一般人と絡む系の企画や、メンバーが中心ではない動画に抵抗があるのか、コメント欄やSNS上では「ファンだから最後まで見たけど、企画がつまらなさすぎてほかのグループだったら見ない……もっと頑張って企画してほしい」「トラジャのYouTube、ワンパターンすぎて心配。他人の部活に興味ないし、ファンじゃなきゃ見ないような企画ばっかり」「今すぐトラジャのYouTube企画班クビにして。鎌倉で一般人の部活って……」と、辛らつな書き込みが続出。

 また、「最近の動画は企画やって罰ゲームで終わってばかり。もうちょっとバリエーション増やした方が再生回数も伸びるのに」「ややヌルい企画とキツイ罰ゲームを続けるスタンスなら、再生回数は伸びないだろうな」「罰ゲームはなくていいかな。しんどそうな姿より、ご褒美もらって喜んでるトラジャを見る方がファンはうれしい」といった手厳しい指摘も多く上がっている。再生回数は8月2日時点で18万台。「Jr.チャンネル」が浸透したこともあり、1年前に比べれば上々の記録だが、ファンの満足度は低かったようだ。

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