サイゾーウーマンコラム元極妻・芳子姐さんのつぶやき元極妻が考える逃亡犯とヤクザの情報網 コラム 「元極妻」芳子姐さんのつぶやき55 爆笑問題・太田光も「排除のいきすぎ」を懸念――元極妻が考える、逃亡犯とヤクザの情報網 2019/07/07 16:00 待田芳子 元極妻・芳子姐さんのつぶやき 検挙率低下は誰のせい? 実は、「犯罪の検挙率が下がっているのは、ヤクザが捜査に協力しないから」という説があるのです。私は、これはあながち間違いではないと思います。ヤクザの情報網をナメちゃだめですよ。 戦後しばらくの検挙率は7割台と、とっても高かったのですが、これはかなりテキトーな見込み捜査の可能性も高く、冤罪の問題もありました。それで、90年代に入る頃までは5~7割台で推移していましたが、どんどん下がってしまい、2001年には過去最悪の19.8%となっています。10人の泥棒のうち2人も捕まえられないのです。ここ何年かは3割台で推移していますが、それでも3人しか捕まえられないということですね。 暴力団対策法(暴対法)が施行される1992年の少し前まではヤクザと警察は協力関係にありましたから、犯人検挙に結びつく情報交換も盛んだったのです。最近のヤクザは、警察にはほとんど協力しないそうですよ。 話が飛んでしまいましたが、Kさんの今後も気になりますね。尿から覚醒剤の陽性反応も出たそうですから、確定していた窃盗(3年8カ月)や今回の公務執行妨害と併せて、7年くらいは服役するとみられています。出所したら、ご家族は温かく迎えてくれるのでしょうか? 前のページ12 最終更新:2019/07/07 16:00 Yahoo 新品本/極姐2.0 ダンナの真珠は痛いだけ 待田芳子/著 過ぎたるは猶及ばざるが如し 関連記事 元極妻が考えるタピオカ&カラテカ・入江問題――「ヤクザとは知らなかった」では通用しない?元極妻が考える「殺人動画」問題――ネットで喜んで拡散するカタギさんのほうが怖い?元極妻が考える「暴排の暴走」――かわいすぎる「暴排犬」と警察の情報漏洩問題元極妻が解説する「ヤクザの連休」……「刺青全開」河原でBBQ、海外でカジノや賭けゴルフ元極妻が考える、『ザ・ノンフィクション』ヤクザの更生――なぜ犯罪を繰り返してしまうのか? 次の記事 【74回】漢方薬のヤバイ中身 >