プラスサイズ、アジア系ミックス、ムスリム美女……多様な美が集まった「スポーツ・イラストレイテッド」水着特集号2019

タイラ・バンクス（45）
　97年に、初の黒人女性としてSIの表紙を飾ったタイラ。05年に32歳でモデルを引退したが、45歳になった今、再び表紙を飾る決心をした。22年前と同じ体形で登場しようと13kgの減量を考えたそうだが、ありのままの姿で撮影することを決意。彼女は「ダイエットしなくてよかった。世間にポジティブなメッセージを発信できたと思う」と振り返り、ネットでも「むっちりボディがいかに素晴らしいか、世間に知らしめた」と大きな話題になった。

タイラ・バンクス（45）
　タイラは現役時代、トップモデルとして活躍。その後、モデルのオーディション番組『America’s Next Top Model』のプロデューサー・司会・審査員を務め、お茶の間人気が爆発した。ホストを務めるトーク番組も大好評で、実業家としても成功を収めた彼女の現在の総資産は推定9，000万ドル（約97億円）だと伝えられている。

カミール・コステック（27）
　まだ大学生だった2013年に、アメフトの強豪「ニューイングランド・ペイトリオッツ」のチアリーダーチームに入ったカミール。同年、毎年チームが発売するチアリーダーの水着特集誌の表紙を飾り、一躍注目される。その後、モデル、チームの広告塔、地元メディアのリポーターとしても活躍するようになった。

カミール・コステック（27）
　17年にロサンゼルスに移住したカミールは、新事務所から「172cmではモデルとして身長が低いし、体重も減らさないと！」と言われ、自らSIのオーディションを受け、19年度新人モデルの筆頭者となった。プライベートではNFL選手ロブ・グロノフスキーと熱愛中。

アレックス・モーガン（29）
　アメリカのナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ（NWSL）で活躍する花形選手のアレックス。チームとは年俸18万ドル（約2，000万円）の契約を結び、広告塔を務めるナイキやパナソニックなどの企業からの契約金があるため、高収入アスリートとして知られる。昨年は女優デビューもしており、その美貌はハリウッドからも注目されている。

ミーガン・ラピーノー
　今年は、アレックスと同じくNWSLで活躍するミーガン・ラピーノー（33）、アビー・ダルケンパー（26）、クリスタル・ダン（26）も水着モデルとして登場。彼女たちの健康美に、誰もがため息を漏らした（写真はミーガン）。

ダニエル・ハリントン（26）
　18年、タイラ・バンクス、ビヨンセに続く3人目のアフリカ系アメリカ女性としてSIの表紙を飾ったダニエル。タイラが表紙を飾った同誌を見た13歳でキャリアをスタートさせた彼女は、17年にルーキーとして同誌の水着特集号に登場。ぷりんとした美尻がたまらないと、一躍人気モデルとなった。

ヘイリー・クラウソン（24）
　身長180cmの恵まれた体形を生かし、14歳でモデルデビューを果たしたヘイリー。15歳でカルバン・クラインなど人気ブランドのファッションショーのランウェイを歩いたり、グッチやジル・スチュアートなど高級ブランドの広告塔も務めたりと、正統派モデルとしてキャリアを積み上げてきた。16年のSI水着特集号では乳首丸見えの衣装で登場し、同誌のアプリでは写真に修正がかけられるほどエロかった。

ケイト・ボック（26）
　12歳の時、地元カナダのプールでスカウトされた。高校卒業と同時にパリに移住した彼女は、海外でキャリアを積み上げ、「MAXIM」「ELLE」などの人気雑誌や人気下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のモデル（ヴィクトリア・エンジェルズ）も務めた。13年度のSI水着特集号で新人賞に選出され、それ以降5年連続して登場している。

バルバラ・パルヴィン（25）
　地元ハンガリーで13歳の時にスカウトされ、モデル活動を開始。10年に大手事務所「IMGモデルズ」と契約して以降、プラダなどの高級ブランドのモデルを務めるようになり、12年に歌手ジャスティン・ビーバーとのロマンスで知名度が上がった。16年度のSI水着特集号で新人賞に選出され、今年3月ヴィクトリア・エンジェルズ入りを果たした。プライベートでは、人気俳優ディラン・スプラウスと交際中。

アン・デ・ポーラ（24）
　SI水着特集号でのモデルの地位を競うオーディション番組『Sports Illustrated Model Search』で、17年に優勝したアン。ブラジル出身の彼女は14歳でモデルの仕事を始め、NBA選手のジョエル・エンビードと交際するなど、公私共に充実した生活を送っている。

ハンター・マグレイディ（26）
　16年に、売れっ子プラスサイズモデルのアシュリー・グラハムがSI水着特集号の表紙を飾ったことで、「ぽっちゃりモデルのブームが到来。その追い風を受け、今年注目を集めたのはハンター。彼女は、体重にコンプレックスを抱いている女性が主人公のドラマ『Shrill』にゲスト出演したばかりで、人気急上昇中のモデル。むっちりとした肉感的なボディと艶っぽい表情がセクシーだと高評価を受けている。

サマンサ・ホープス（28）
　名門ペンシルベニア州立大学を中退してモデルと女優を目指した才女で、14年のSI水着特集50周年記念号に登場して注目を集める。同年、男性誌「MAXIM」の人気特集「ホットな女性100人」にランクインし、セクシーモデルとして活躍するようになった。

ジャスミン・サンダース（27）
　アフリカ系アメリカ人の父と、ドイツ人の母を持つ、ミックス・モデルのジャスミン。ミュウミュウやモスキーノなどのハイファッションのランウェイや有名雑誌の表紙、リーボックの広告塔を務め、トップモデルとして活躍。米NBCの芸能番組の特派員、『America’s Next Top Model』のゲスト審査員も務めたことがあり、業界から高く評価されている注目のモデル。

ヘイリー・カリル（26）
　16歳からミスコンに出場するようになり、10年にミス・ミネソタ・ティーンUSAに輝いた。17年にSI水着特集号へのを目指し、オーディション番組『Sports Illustrated Model Search』でトップ6に入った。18年に再挑戦し、カミール・コステックと2人で優勝した。私生活では15年にNFL選手のマット・カリルと結婚している。

ハリマ・アデン（21）
　SI史上初、ヒジャブ（イスラム教の女性が被る頭巾）を着けるモデルとして大注目を集めているハリマ。肌を隠す水着「ブルキニ」を着用し、「肌の露出がなくても、こんなにセクシーなんだ！」と世間を驚かせた。彼女は、内戦が激化するソマリアから逃げ、ケニアの難民キャンプを経てアメリカに移民としてわたってきた。16年のミス・ミネソタ・ティーンUSAにヒジャブをかぶって出場したことがきっかけで、モデルとして活動を開始。大手事務所「IMGモデルズ」に所属している。

オリヴィア・ブラウザ（24）
　程よく肉がついている健康的ボディのモデルとして、人気上昇中のオリヴィア。15年に米版「VOGUE」の「7人のモデルが、オフタイムのファッションの秘密を教えてあげる」という特集に登場。「カジュアルな中にヴィンテージのスパイスをいくつか入れて仕上げる」と説明し、多くの女性の共感を得ていた。

ケルシー・メリット（22）
　昨年、フィリピン人モデルとして初めて『ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショー』に出演したケルシー。父がアメリカ人という彼女は、15歳でオーディションに合格し、モデルの道を進むように。競泳のオリンピック金メダリスト、コナー・ドワイヤーとの交際でも知られている。

ウィニー・ハーロウ（24）
　4歳の頃から肌の色が抜け白い斑点ができる尋常性白斑という皮膚疾患を患い、学生時代はいじめにも悩まされた。しかし、モデルになる夢をかなえたいと、14年にオーディション番組『America’s Next Top Model』に出場。結果はイマイチだったが、世界中のブランドが彼女に注目。ユニークな肌の色に衣装が映えるとして引っ張りだこになり、昨年は『ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショー』のランウェイを歩いた。

シモーネ・バイルズ（22）
　リオ五輪体操女子団体と個人総合で金メダルを獲得したシモーネ。均等のとれた筋肉を持つ美ボディのため、身長142cmとは思えぬほどの存在感を放つ。五輪後、競技から離れていたが、昨年USクラシックで圧勝し、復活。今年2月に開催されたスポーツ界のアカデミー賞「ローレウス世界スポーツ賞」で2度目となる世界最優秀女子選手賞に輝いた。

リンゼイ・ボン（34）
　ゴルフ界のスター、タイガー・ウッズの低迷期を精神的に支えたアルペンスキーの選手。長髪ブロンドヘアーと整った顔立ちで、SI水着モデルに採用されるのは3回目。現在は4歳年下の黒人アイスホッケー選手P.K.スバンと交際中。超ホットな異人種カップルとして注目されている。

ペイジ・ヴァンザント（25）
　14歳の時にパーティで泥酔して集団レイプされ、そのことが原因でいじめに遭ったペイジ。引っ越し先でトレーニング・ジムを見つけ、総合格闘家の道を歩み始めた。いまや世界一の美女ファイターと呼ばれるように。「1月に開催された総合格闘技団体UFC女子フライ級で逆転勝利し、翌2月にはこの（SI水着特集号）撮影をするなんて最高な気分だった。夢が叶井さまったわ」とコメント。

オリビア・カルポ（27）
　2012年のミス・ユニバース世界大会の優勝者。ボストン大学出身の才女で、ミス・ユニバース時代は世界中を飛び回り、役目を果たした。モデルとしてだけでなく、女優としても活動。13～15年まで歌手ニック・ジョナスと交際し、タブロイドを大いににぎわせた。

ポーリーナ・ポリスコワ（54）
　旧チェコスロバキア出身で、東欧初のスーパーモデルとして知られるポーリーナ。1988年にエスティローダーと契約を結び、長年広告塔を務めた。19歳の時にミュージックビデオに出演したことが縁で、ロックバンド「カーズ」のヴォーカル、リック・オケイセックと16歳の年の差婚をした。ちなみにリックとは昨年離婚。現在は映画『メン・イン・ブラック』などを手がけた脚本家のエド・ソロモンと交際中である。

レイン・マイケルズ（19）
　80年代後半から90年代に人気を集めたハードロックバンド「ポイズン」のヴォーカル、ブレット・マイケルズの長女。美男子だった父親譲りの美貌の持ち主で、ややぽっちゃりした健康的なボディがたまらないと大きな話題を集めた。SI水着特集号のモデルという夢をかなえた彼女を、家族も祝福してくれたそうだ。

ライス・リベイロ（28）
　ブラジル出身のライスは、身長184cm、スリーサイズは上から86・58・83cmと完璧なボディを持つ。19歳でシングルマザーとなった彼女は、子どもを育てるお金を稼ぐため、モデル活動を開始し、トントン拍子にトップモデルへと上り詰めた。16年にヴィクトリア・エンジェルズ入りし、同ブランドの顔として大活躍中。SI水着特集号に登場するのは今年で3度目。

タラ・リン（36）
　大手モデル事務所「フォード・モデルズ」と契約し、イタリア版「VOGUE」やフランス版「ELLE」の表紙も飾るなど、アシュリー・グラハムと並ぶスーパー・プラスサイズ・モデルのタラ。3歳と1歳の息子がいるが、「まだまだ引退するつもりはない」と断言。今回の特集でも、ママモデルとして堂々とセクシーなポーズをとった。