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息子に大麻断ちさせた、アーノルド・シュワルツェネッガーの名言が素晴らしい!

2019/04/24 18:40
堀川樹里

 ハリウッドを代表するアクションスター、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子で、俳優・モデルとして活動しているパトリック。彼が、「長年吸ってきたマリファナ」を数年前にきっぱりとやめたことをインスタグラムで告白。その理由が素晴らしいとネットで大きな話題となっている。

 パトリックは、キリスト教の「復活祭」を祝うイースター・ウィークエンドの4月20日、インスタグラムに、にっこりとほほ笑みながらピースする自撮り写真を投稿。長文が添えられており、「おもしろ話:数年前(3年くらいかな)ちょっとハイになった状態で(家族と一緒に食べる)イースター・ブランチに行ったんだ。ウケるよね」と告白。つまり、大麻を吸引し、ハイになった状態で家族の前に現れた、というトンデモエピソードを明かしたのだ。

 「親父に、なんで(ハイになんかなるんだ)って聞かれてさ。『知らないよ。いろんなことが、もっと楽しくなれるから?』って答えたんだ」「そしたら親父が言ったんだ。『人生はこんなにも良いものなのに、これ以上何を楽しむ必要があるんだい? パパは最高に幸せで、まさに人生において“ハイな”状態だから、この幸せを壊すようなことは絶対にしない。幸せな人生を送る以上に良いことなんてないからな』」というアーノルドの名言を紹介した。


 「手短にまとめると……この日を境に(大麻を)吸わなくなったんだ。今は、人生においてハイになってるからさ!」「幸せで、健康で、今日も新しい一日を迎えることができて、神様に感謝しきれないよ!」というように、パトリックはアーノルドのおかげで大麻を卒業できたそうだ。

 大麻の隠語である「420」にちなみ、この投稿をした4月20日は「大麻の日」。パトリックは最後に「(自分のこの投稿で)台無しにしちゃったかもしれないけど、ハッピー4/20」とつづり、大麻愛好家を祝っていた。

 このメッセージを読んだ後にパトリックの顔写真を見ると、とても健康そうに見える。肌つやもよく、チャームポントの優しげなたれ目にも、しっかりと力がある。投稿は8万以上の「いいね!」を集め、アーノルドの名言を評価するコメントも800近く書き込まれた。

 パトリックは、昨年公開されたベラ・ソーンとの共演映画『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』での演技が、「超のつく大根演技」と酷評された。キャリアは鳴かず飛ばずだが、本人が気落ちする様子がないのは、遅かれ早かれ政治の世界に進むからだとウワサされている。

 母は、“アメリカの王室”ことケネディ家の血を引いており、アーノルドもカリフォルニア州知事を2期も務めた。彼にとって政治の世界はとても身近なもので、コネもパイプもある。


 とはいえ、パトリックは数年前まで「パーティー好きなチャラ男」としてタブロイドをにぎわせていた。歌手マイリー・サイラスと交際していた2014年には、大麻を吸っている写真が流出し、「甘やかされて育った典型的な2世セレブ」と白い目で見られていた。だが今回、まだ20代半ばなのにスパッと大麻断ちしたことを明かし、彼を見直す人が増えたようだ。

 17年12月に、米ニュースサイト「TMZ」の記者から政治家へ転身する意思を問われた際、「もし、自分がこの国を良くできると思ったら」と真面目に答えていたパトリック。今後彼がどのような道を選ぶのか、気になるところだ。

最終更新:2019/04/24 18:40
コマンドー
「来いよベネット! 銃なんか捨ててかかって来い!」以来の名言